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嫌な ページ6

玉艶「A」



『!……皇后様』



玉艶「あら、昔のようにお母様とは呼んでくれないの?」



『ご冗談を。…私に何か御用ですか』



玉艶「陛下から聞きました。紅玉に着いて行くんですって?相変わらず妹思いで、優しいのね。普段は外出するのに許可など取らないというのに」



『今回は私もお忍びではなく、煌帝国の皇女として参りますので』



玉艶「そう、良い事だわ。……支えてあげてね、あなたは強いのだから」ギュッ



『…もちろんです』







…嫌な感じだ



凄く、気持ちが悪い



燈夜「あ、姫さん。おかえりなさーい…うわ、香水臭いですよ」



『うげ、本気??皇后と接触したからね』



燈夜「!大丈夫でしたか」



『うん、あっちも1人だったし。…ていうかアンタ、紅玉の前だと「姫様」とか抜かしてたくせに!!』



燈夜「そりゃまぁ、皇女様ですから」



『私第三皇女なんだけど!?』



燈夜「じゃあずっと丁寧に話しましょうか?」



『……いや、いいわ。お前はそのままで』



燈夜「でしょう?…紅玉様がお待ちです。くれぐれもお気をつけください。貴女様は「皇女」です」



『分かってるわ』







『バルバッド……酷い有様ね』



銀行屋「ええ、しかし我が煌帝国がもうすぐにこの国を手に入れます。ご心配は無用ですよ、姫君」



『近づかないで。私、掴めない笑顔をする奴、嫌いなの』



銀行屋「これはこれは………失礼致しました。しかし、私はただ、煌帝国を思っているまでにございます」



『そう。もういいわ、下がりなさい』



銀行屋「では…ごゆっくりお休みくださいませ、姫君」



バタンッ



『紅玉は?』



燈夜「お部屋でお休みになられています。……「組織」は何をするつもりでしょうね」



『私にはわからない。興味も無いしね。でも…家族を傷つけたら容赦はしないわ』



燈夜「俺はどこへでも着いていきますよ」



『ありがとう。……ジュダル、盗み聞きとは感心しないわね』



ジュ「ゲェ、何でバレてんだよ。ま、いいだろ?俺はおまえが悪口言ってても告げ口しねぇよ」



『別に悪口を言ってるつもりはないけど。ていうかアンタ、何で着いてきたの?』



ジュ「「神官」だからに決まってんだろ?国王に挨拶して来たぜ」



…「神官」「銀行屋」…「組織」



なーんか…嫌な予感がするな

第三皇女→←優しい



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紅桜夢 - とっても面白かったです。 (2021年11月9日 8時) (レス) id: 20dd92ba69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もみじおろし | 作成日時:2021年10月14日 23時

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