煌帝国第三皇女は自由人【マギ】 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:613 hit

攻略ページ4

『ねぇ、アモン』

アモ「！はい、どうなされましたか？」

『さっき、久しぶりって言ったよね。どういうこと？？』

アモ「…申し訳ございません、私の口からは何も申し上げることは出来ませぬ」

『だよね〜…まぁ、良いんだけど。マルファスを攻略した時も、「もう1人」の時も何も教えてくれなかったし。…ところで、そこの君。名前は？？』

ﾋﾞｸｯ

マル「この方はウーゴ様ですわ、A様」

『ふむふむ、ウーゴくんか。…喋れないのね？…何だか、初めて会った気がしないんだけどな』

ウ「……」

『あ、そうだ。アモン！あのね、ちょっと相談があるんだけど』

アモ「？何でしょう？？」

ドォーーーーンッ

アモ「何者かが外から「道」を閉じようとしておる…」

『……ジュダルね、もしかしてバレた？？』

燈夜「バレているのなら閉じはしないでしょう。あの人は姫さんを気に入ってますし」

アモ「さあ、帰る者はこの中に入れ…どうした！？お主らは帰らんと言うのか！？」

奴隷は自分を縛り付ける「記憶」から逃れられない

でも、生きていればいくらでも変われるわ

アモ「迷宮が崩れる…送るぞ！！」

『ねぇ、アナタの名前は？』

モ「！…モルジアナ、です」

『そう。…大丈夫、これからアナタには楽しいことが沢山待ってる。ただの勘だけど、そんな気がする』

モ「！」

『また会おうね、3人とも』

燈夜(…俺は、この子供達が何かを成し得る存在だとは思えない。だけど……A様がここまで興味を示すのも珍しいな。「金属器」を諦めるくらいだし)

【あ、そうだ。アモン！あのね、ちょっと相談があるんだけど……アナタの「王」はアリババにしてちょうだい】

燈夜(…………マジで、勝手に迷宮行ったくせに何の収穫もないのがバレたら俺の首飛ぶな……)

約半年後ー煌帝国ー

『姉さーん！！』

白瑛「！A…！！久しぶりね、元気にしていましたか？」

『うん、すっごく元気！！姉さんも元気そうで良かった〜！西方遠征、どう？？』

白瑛「順調に進んでいるわ。草原で「マギ」の少年に助けられたの」

『！マギの？』

白瑛「えぇ、名は「アラジン」」

『お〜…運命かな？？』

白瑛「？」

『私もアラジンに半年前くらいに会ったよ。良い子だった』

白瑛「！そうだったのね。彼は私に手を貸してくれました」

『そっか…！……また、会いたいな。あの不思議な少年に』