煌帝国第三皇女は自由人【マギ】 (ページ3)

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攻略者ページ3

カツッカツッカツッ

アリ「！誰だ！？」ﾊﾞｯ

『初めまして。私はA…アナタ達の後にこの迷宮に入って来たの。凄いね、2人でここまで来れたなんて！名前を教えてくれる？』

アリ「お、俺はアリババ…です……！」

アラ「僕はアラジン！！」

『アリババとアラジン…良い名前ね！あ、敬語はいらないよ』

アリ「えっと…後ろの人は？？」

燈夜「俺は燈夜。この厄介なお嬢さんの守り人さ」

『誰が厄介って！？』

燈夜「ま、この通り血気盛んだからあんま俺いても意味ないんだけどな」

『失礼ね、ほんと……燈夜、アリババの傷の手当をしてあげて』

燈夜「了解、お嬢様」

ピカーッ『！』

アラ「笛が光ってる…」

アリ「……あの壺も？」

アラ「光ってるね」

『アラジン、君が触れておいで』

アラ「え、僕が？？」

『うん。……あの子達、すごく仲がいいのね。見てて分かるわ』

燈夜「ですね。…今回、アラジンはマギだと思いますし、あの男は「器」では無いでしょう。ファナリスの少女は魔力量が足りないと思いますし…アリババか姫さんの2択かと。…まぁ、アリババも「王の器」には見えない気もしますが」

『そうね〜普通に考えて私でしょうね。……でも、マギであるアラジンが見込んだ男よ？絶対面白くなると思うんだよね〜』

燈夜「………ちょ、ちょっと待って下さい。まさかアンタ」

ピカァッ！！！！！！！！！！！！！！！

『お、来たね』

アモ「………誰だ？王になるのは…？」

お〜結構なおじいちゃんだ。「炎」のジンか

アモ「！…お久しぶりでございます」

『…？』

アモ「おぉ…？これはこれは…！「マギ」よ」

アラ「えっ？…僕のこと？」

ズモモモモモッ『！ジン？？』

燈夜「アラジンは魔法使い…攻略者ではないでしょうけど」

アモ「あっ、あなた様は！！」

アリ「何を…話してんだ…！？」

『…ん？』ｷﾗｷﾗｯ

アラ「！お姉さんのそれ、触っても良いかい？」

『うん、いいよ。私の方こそお願い…出て来たがってるみたいだから』

ズモモモモモモモモモッアリ「っうわ！？」

マル「初めまして、皆様。私(わたくし)は博愛と救済から作られしジン…マルファスと申します。主はそこにおられるA様…お目にかかれて嬉しく思います、マギよ」

アリ(ジン……！？Aは「攻略者」なのか！？！)