迷宮 ページ2
『……ねぇ、門まで開いてるんだけど。本当にこれ、もう終わるんじゃない?』
燈夜「あっはははは!!!こんなとこまで来て何も収穫無しで帰るとか!!紅炎様にもしバレでもしたら……………………………あ、あはは……」
『やめてよその笑い!!怖いんだけど!?』
キィンッ!!キィンッ!!!!
『!剣の音がする』
燈夜「…なるほど、2グループいたんですね」
『どうする?私達も混ざる??』
燈夜「馬鹿なこと言わないでください。…というか……1人はA様と同じくらいかそれより小さな子供じゃないですか」
『……あの子の剣、素人の動きじゃない。どこかの国のものかも』
それに比べてあの男…情けない
「モルジアナー!!今すぐ助けろモルジアナー!!」
ドカァンッ!!!!!!!!!!!!
『!「ファナリス」じゃない』
燈夜「うわ〜何か「集まってる」感じしますね。あんな身なりでも高い家柄出身であろう少年とファナリスの少女と性格悪そうな領主」
『…あの子、奴 隷ね。あの男から買い取ろうかしら』
燈夜「…無駄な慈悲はかけるもんじゃありませんよ、姫さん」
『…例え「殺せ」という命令をされてもあの子は従わなくてはならないのよ。理不尽でしょう。私の側近にするわ。その実力もある』
燈夜「俺だけじゃ満足出来ないって?」
『つまらないこと言ってないであの少年を助けなさい』
燈夜「はぁ…ハイハイ、お人好しなんだから。けんぞ」
ピカッ!!! 燈夜「!何だ?」
『……魔法使い?』
あの子
『……燈夜』
燈夜「ハイ。…恐らく、「マギ」かと思われます」
…ジュダルが喜びそうね
ファナリスをものともしない魔力量
……何だろう?
『少し、胸が疼く気がするわ』
燈夜「え、恋ですか??あんな小さな子に手出すなんてA様終わってま『殴って欲しいってこと??』何でもないです。それより、話しかけに行かなくていいんですか?」
…あの子を見ると、自分の中に欠けている何かを取り戻せる…そんな、感じがする
『行きましょう。私達は金属器に選ばれに来たんだから』
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紅桜夢 - とっても面白かったです。 (2021年11月9日 8時) (レス) id: 20dd92ba69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もみじおろし | 作成日時:2021年10月14日 23時