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15.金閣寺にて ページ15

ym.side
金閣寺に着いたけど、こんなに綺麗だったっけ?

なんか小学校の時に行ったような気がするけどその時より綺麗に見える。


伊野尾(すごい。中のつくりはどうなってるんだろう。)

山田『中のつくりが気になるの?』


なんかちょっと変わってるな。


伊野尾(建築に興味があるんだよね。大学も建築学科に行こうかと思ってる。)

山田『なんか難しそう。頑張ってね。』

伊野尾(山田は?大学行かないの?)

山田『俺はバカだから無理だと思う。』


この高校に入るのだってギリギリだしテストの点数もやばいからなぁ。

って旅行に来てまで何考えてるんだよ!楽しまないと。


山田『次はどこに行く?』

伊野尾(安民沢(あんみんたく)ってところに行きたい。)

山田『えっと、あっちだね。行こ。』


たまにはこういう旅行もいいね。


伊野尾(綺麗〜。あそこにあるのが白蛇の塚だって。)

山田『いつからあるんだろうね。』

伊野尾(、、、楽しめてる?)

山田『急にどうしたの?w』

伊野尾(本当はこんなところ来たくなかったんじゃないかなって。)

山田『すっごくいいところじゃん!いのちゃんと一緒にいられるだけで楽しいし十分。』


顔を真っ赤にする先輩。

可哀そうだったから心の声を読むのは一回やめた。


山田『もうそろそろ落ち着いた?』


そう聞くと黙ってうなずくいのちゃん。

何を考えてるんだろう。ドキッとしてくれてたりしてww


伊野尾(俺はノーマルだもん。こいつは男、関係ない。)


聞かない方がよかったかもな。

でも、わざわざ心の中でそんなこと思ってるってことはドキッとしてくれたのかな。


伊野尾(次、行こ。)

山田『うん。』


気付いたら時間は15時を指していてちょっとおなかがすいてきた。


山田『全部回ったけど、満足した?』

伊野尾(うん!)

山田『じゃあおやつ食べに行こうか。』

伊野尾(え、おやつ?)

山田『行こ。』


いのちゃんの腕を引っ張って、さらっと手を繋がせてもらった。

いのちゃんの手は少し冷たくてすごく綺麗。女の子みたいな手だな。


伊野尾(勝手に、手とか繋ぐなよ//)

山田『だったら離したらいいじゃん。俺は離さないでほしいんだけどなぁ。』

伊野尾(、、、わかったよ。てか人の手を女の子みたいとか言うな。)


まさかいのちゃんも心の声が聞こえる!?

そんなわけないな。ただ口からもれてただけだ。

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作者名:百折不撓(ひゃくせつふとう) x他1人 | 作成日時:2023年1月29日 16時

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