LVII、第56話 ページ10
殺せんせー「良い武器です。寺坂君ですが、その2人の胸元を探ってみて下さい」
寺坂「あん？」ｺﾞｿｯ
寺坂さんが胸元を探ると2丁の拳銃が出てきました。
殺せんせー「膨らみから察するにもっといい武器が手に入りますよ」
茅野「ほ、本物の銃!？」
殺せんせー「千葉くん、速水さん、この銃は君達が持ちなさい。但し先生は殺す事は許しません」
渚(胡蝶)『では、みなさん行きましょうか』
しのぶ＆烏間以外「おう！」
〈ホール〉
ガストロ「...18いや19匹か？呼吸も若いほとんどが十代半ば」ｽﾞｷﾞｭ
目の前の男が銃を放つ
ガストロ「言っとくが、このホールは完全防音でこの銃は本物だ。つまり、お前ら全員撃ち殺すまで誰も助けに来ねぇってことだ」
烏間「……」
また面倒なのが来ましたね……
ガストロ「お前ら人殺しの準備なんてしてねぇだろ!!大人しく降伏してボスに頭下げとけや」
ﾊﾞｧﾝ
！…やはり撃ってしまいましたか、速水さん
速水(外した銃を狙ったのに)
ガストロ(実弾!?しかも今の発砲音はボスの手下のM60を奪ったのか!!)
やはり彼に気づかれてしまいましたね…
ｶﾞｽﾄﾛ(俺の接近を察知し、急遽奪った銃での迎撃態勢を整えたのか暗殺の訓練を受けた中学生か…いーね)
ｶﾁｯ
ｶﾞｽﾄﾛ「意外と美味ぇ仕事じゃねぇか」
彼はそう言って電気をつける……眩しっ
ｶﾞｽﾄﾛ「今日も元気だ銃が美味ぇ」
彼がはなった弾は1ミクロンの狂いもなく座席の合間を縫って速水さんの頭があった所に着弾した
速水(う、嘘でしょ？座席の間のこんな狭い隙間を通して!?)
なかなか手練ですね……
ｶﾞｽﾄﾛ「1度発泡した敵の位置は絶対忘れねぇもうそこからは1歩も動かせねぇぜ」
殺せんせー「速水さんはそのまま待機！」
先生が声を上げる
殺せんせー「今撃たなかったのは賢明です千葉くん！」
あぁ、成程そこから指示を出すつもりですか……
私は先生を自分の前の座席にそっと置く
殺せんせー「先生が敵を見ながら指揮するのでここぞと言う時まで待つんです!!」
ガストロ「どこから喋って...」
ニヤニヤ
彼が殺せんせーを見つけると先生は笑った
嫌な笑みだ
ガストロ「テメェ等何かぶり付きで見てやがんだ！」
ｽﾞｷｭｽﾞｷｭｽﾞｷｭ
殺せんせー「ﾇﾙﾌﾌﾌ無駄ですねぇこれぞ無敵形態の本領発揮です」
殺せんせー、いつにないドヤ顔だ……
殺せんせー「熟練の銃手に中学生が挑むんですこの位の視覚ハンデはいいでしょう。｣
ガストロ「ﾁｯその状態でどう指揮を執る心算だ？」
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九十九夜瑠(プロフ) - Ｍizukiさん» そう言ってくださると、とても嬉しいです！頑張りますね！ (2022年7月20日 10時) (
レス) id: 569fd15754 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍizuki(プロフ) - このお話好きです！更新頑張ってください( ＾∀＾) (2022年7月19日 23時) (レス) @page3 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九十九夜瑠 x他1人 | 作成日時：2022年7月14日 22時
