＝震える右手・１０＝ ページ30
「あわわわ〜〜‥先生？！侑李先生
どーしたんっす？！オ、俺‥泣かせちゃった？！
先生のコト、泣かせちゃった？？ね、先生
俺、何か変なコト＿＿＿＿」
「ち、ちがう。ちがうの、ごめんね。
大貴くんのせいじゃないの・・
ごめんね、ごめん＿＿＿＿＿＿」
しくしく。っと涙を零す侑李先生。
守ってあげたい。優しく抱き締めて
安心させたあげたいんだ＿＿＿。
「侑李先生‥泣かないでよ＿＿＿＿＿＿。」
俺はまた震える右手で
小さな先生の左手を、きゅ。っと掴み引き寄せた。
「ひゃぁっ。。」
驚いた声をあげた先生を、腕の中に抱き締める。
「侑李先生＿＿＿。」
俺の心臓が、言っている。
好き好き好き、好きだーって叫んでいる。
ドクドク動く、俺の心臓。
先生の耳に俺の鼓動が、届いてしまうかもしれない。
届いたら、どうなる？
俺の気持ちも・・届くのだろうか・・・？
「侑李先生泣かないで？・・どーしたの？」
侑李先生は俺の胸元に頬を寄せ
伏し目がちに囁く。
「ふふ、おどろかせてごめんね。
実はね‥少し前のコト＿＿＿先生に
なりたての時を思い出してね・・」
「なりたての頃？」
「ん。そう‥この学校の前に居た所。
＿＿ほら、僕って童顔でしょ。」
「あ。いや〜その・・」
「ふふ、いいの。ホントの事だもん。
僕、自分で自覚してるし。これでもー
もう２７歳なんだけどね・・僕。」
「ええっ。。先生、２７歳なんっすか・・。」
「うん。そーだよ。ふふ・・
そうおどろいてる大貴くんだってー
童顔だよ〜〜。」
「むっ。。そ、それはいいんっすよっ。もぉー
・・それで、どうしたんですか？」
「ああ、ぅんとね。僕、前の学校で・・
この見た目のせいで、生徒にバカにされちゃってね
‥ボイコットみたぃなのが・・あって＿＿」
「そう・・だったんっすか・・。」
「うん。だから、もう教師辞めちゃおうって
思って悩んでいた時に、この学校に異動になって
＿＿この学校、２年目だけどー‥み〜んな、
み〜んな明るくって、いい子達ばかりでね
ふふ、とくにー」
伏し目がちだった先生がパッと顔を上げた。
先生の涙で濡れた瞳と、目が合った。
「ふふ。特にね大貴くんのクラスは
とって〜もいいねっ。」
「そうっすか〜？」
「うん！みんな明るくて優しくて笑顔で・・
それってね・・」
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あひる☆(プロフ) - konokuroさん» わぁ〜このちゃんだ〜☆うっでしー。最高ありがとぉ〜〜！！ (2018年10月5日 14時) (
レス) id: c4bfe5cba0 (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - あひる☆さん» 完結、おめでとうございます！やまさん、やぶさんから始まり次から次へときゅんきゅんしました(〃ω〃) じんじん。最高です！ (2018年10月4日 19時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - konokuroさん» きゃふっ。。ありがと〜〜。うん！！そうなんだぁ〜〜ありさんちねさんだよ〜（ё）がぁがぁ。がんばるぞぅー。 (2018年9月23日 19時) (レス) id: daf5fa2131 (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - あひる☆さん» たかさん、いのさん読みました！！いのさん、かわいすぎ(〃ω〃)いのさんに悶えてるたかさんもいいですな。次はありさん、ちねさんですか！！楽しみにしてます(〃ω〃) (2018年9月23日 12時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - konokuroさん» わぁ〜ぃ。このちゃんきてくれたー（＾−＾〃）たんのうしてくれたんだぁ〜♪よかった〜！そうそう次はたかさんいのさんだよー。たんのうしてくれるといいなぁ〜(^o^)丿 (2018年9月22日 17時) (レス) id: c4bfe5cba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2018年9月15日 13時
