27 †呪いの声† ページ3
杏里side
呪いの声が聞こえる。
彼女が目の前に立った。
呪いの声は…異常な程に――──
―見つけた!黒猫よ!―愛してあげる─分からないの?─愛して─野暮な事聞かな─愛して愛して愛して愛して愛して愛して─静雄?愛しきれないわ─愛して愛して─彼女は強いの─愛してあげる─貴女は愛してあげれないけど─愛して愛して愛して─貴女は私を愛して─愛してる愛してる─ああ─愛してる愛してる愛してる─彼女に私の愛を─
罪歌に依存して生きてきた。いや、寄生して。
でも、これは――──
こんなの、初めてかもしれない。
私は、罪歌を抑えきれるだろうか?
そのくらい、罪歌は彼女…黒猫を愛しはじめた。
貴方side
…池袋駅…
貴「折原臨也ぁ!」
臨「やっ、黒猫」
馴れ馴れしく手を挙げて挨拶する折原臨也。
それがムカついてムカついてしょうがない。
貴「っーーー、殺す!」
臨「は?」
あたしは拳を振り上げ──
折原臨也に向けて、勢いよく振り下ろした。
臨「わっ」
ヒョイと避けられる。
─この野郎ッ…
臨「怖いねぇ。」
貴「そんなこと微塵も思ってない癖してよく言うね。」
臨「ははッ」
─笑い事じゃ、ない。
臨「ところで俺に用?ただ会いたかっただけ、とかだったら嬉しいけどさ」
貴「そんな訳ないじゃん」
臨「やっぱり?」
貴「分かってるなら言うなっつーのッ」
つくづくムカつく奴だと改めて思う。
貴「…あんたこそ、なんで此処にいんの?」
臨「いやー、池袋(此処)に来たら君に会えるかなぁ、とか思ってねぇ」
貴「………」
臨「すると、君からメールがあった訳だ。なんたる偶然だろう!」
貴「もういいっス☆黙れ☆」
臨「無理かな」
貴「平然と返すな」
あぁ、もう
話してるだけ無駄か?
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弥生 - ものすごく面白かったです、読んでてとても楽しかったです。続き楽しみにしてます!頑張って下さい!! (2013年11月1日 18時) (レス) id: 0cedb4d15e (このIDを非表示/違反報告)
チー♪(プロフ) - すごく面白かったです!更新楽しみにしていますガンバってください^^ (2013年3月23日 21時) (レス) id: c85a4b62a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 面白いです!更新頑張ってください!!はやく続き読みたいなぁ (2012年3月8日 5時) (レス) id: 8c97f7a100 (このIDを非表示/違反報告)
罪歌 - すごく面白いです♪早くつずき・・・よみたいな?^^ (2012年1月10日 2時) (レス) id: 099bf78cb9 (このIDを非表示/違反報告)
こんたくと(プロフ) - 更新待ってました!続き頑張って! (2011年11月12日 17時) (レス) id: 5fdebe0088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羅刹 | 作成日時:2011年8月26日 18時