3-E組の美少女は歌い手！【暗殺教室】【歌い手】

信用の時間 ページ6

Asida

「そーなんですか？」

『うん。学校なんて、入試以外行ってない。』

「にゅや！？じ、じゃあ、教室に入ったのは…」

『E組が初めて。
E組行きの通知ですら、手紙で送ってもらったもん』

「そ、そうなんですか…
で、では、先生協力しましょう！」

『は？』

何を？

「それでは教室に行きますよ！」

あ、気づいたら教壇にいる。
殺せんせーマッハで連れてきたな。

「皆さん聞いて下さい！」

その言葉で教室の人達みんながこちらへ向く。

「Aさんが、皆さんと仲良くしたい
らしいですよ？」

はいい！？言ってない！そんな事言ってない！
その場の空気が乱れる。

「Aさんは人見知りのようです。
なれるまではこんな調子かもしれませんが、
仲良くしてあげましょう。」

はいい！？
いやいや、なんで…人は所詮裏切るんだから仲良くする意味なんて…

「Aさん、E組の生徒はいい子ばかりです。少しだけでも信用してあげて下さい。(ｺｿｯ」

ははっ殺せんせーにはどんな事もお見通しなのかな。

『アハハッ、いいよ。ただし、少しでも信用無くすようなことをしたら、
二度と信用しないから。(ｺｿｯ』

あれ…殺せんせーの顔が、ﾊﾟｱｱｧって
効果音つくぐらい明るくなったよ。

「じゃあ私、私！！
私さっき名前言ったんだけど、覚えてる？」

『……中村莉桜』

「そう！莉桜でいーよ！莉桜って呼んでね！」

『…………莉桜…』

「うん次私、私ーーーカエデって呼んでね！」

『カエデね………』

「うん！」

すると私の周りにゾワゾワと皆が集まってきた。
さっきはカエデと莉桜だけだったけど
この人数は怖い…
うぅ…やっぱ無理ーー

「Aーーー」

ガラガラとドアの開く音がした瞬間に
私の知っている声が聞こえた。
この声は…

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