戦闘 ページ6
抵抗はできないけど、せめて。
攻撃に備えて構える。
言峰「ほう、まだ抵抗するか。
相変わらずの根性だな。」
A「どうも。
絶対の意思は魔法になるんですから！」
言峰「それでいい。
だからこそ私は、
いや、何でもない。」
A「来るなら来い！！」
言峰「では、いか＿＿＿＿＿＿＿」
ギル『おい！！
一体何時までこの我を待たせる心算だ！！
貴様が「ワインをとりに行ってくる」と言ってから
すでに３時間も経過しておるぞ！！』
A「は？」
言峰「・・・・・・・。」
じーっと言峰を見る。
言峰「何だ、その目は・・・・・」
あ、これですか？
世にいうジト目というやつですよ。
言峰「そうだ、ワインを取りに部屋を出た時にAの気配を察知してな、
此処まできただけのことだ。」
A「・・・・・・はやく帰った方がいいのでは？」
言峰「・・・・・そうさせて貰おう。
あれの機嫌を損ねると良いことがないからな。」
A「まあ、そうでしょうね・・・・」
言峰「ああ、そうだ。
聖杯戦争の件だが＿＿＿＿＿＿＿＿
私は本気だ。
衛宮A、お前を私側に引きずり込む。」
言峰の口角が歪む。
愉しみだな、といいたげに。
A「頑張ってくださいね。
精々私を楽しませて？」
言峰「覚悟しておくのだな。
では、これにて。」
くるりと身を翻し、言峰は消えて行った。
A「び、びっくりしたあ・・・・・」
ふと空を見上げれば、もうすっかり暗くなっていた。
携帯を取り出し、時刻を確認する。
まずい、門限に間に合わないかも。
残酷なことに画面はを１８時２７分を表示していた。
部活とか特別な用事がない限り門限は１７時。
何かあるときは必ず連絡しないといけない。
そして勿論それもしていない。
A「詰んだ・・・・・・。」
仕方ない、嫌だけど
部活の先輩に急遽呼び出された、ってことにしておこう。
言峰に会っていた、なんて言えない。
私は暗い道を家目指して走り出した。
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零 - すごく面白いです！続きが気になります。できれば更新していただきたいです。 (2019年12月18日 15時) (
レス) id: abf7e561d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 好きです！！！頑張ってください！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
詩空(プロフ) - 続き気になります！更新していただけると嬉しいです！楽しみにしてます！ (2019年7月27日 22時) (レス) id: 6617450d3a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - はじめまして失礼します。 もうこの小説は書かれないのですか？とても面白いので是非続きを書いて下さい！ 私の我が儘でしかありませんが、よろしくお願いします！！ (2019年5月16日 20時) (レス) id: 3e76ebee45 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - 楽しみに土下座待機中 (2019年4月6日 1時) (レス) id: cc7aaefe4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんだーと | 作成日時：2016年12月27日 0時
