遭遇 ページ4
居間のテーブルに朝食を並べ。
「「いただきます！」」
士郎「おお！
美味いなこれ！さすがA！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
いつもの会話。
いつもの朝。
いつもの学校。
いつもの帰り道。
A「あ、私寄っていくところがあるから！
じゃあね、凛！」
凛「また明日、A−！
気を付けるのよ、もうすぐ暗くなるから＿＿＿＿＿＿＿」
凛に手を振り、歩き出す。
お兄ちゃんは生徒会で居残り。
花屋で花束を買い、むかうのは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
墓地。
『最初の黒猫』が眠っている場所へ。
もう二度と覚めることのない眠りについた『最初の黒猫』の墓。
白い百合の花束をそっと墓標の前に置く。
A「また来たよ。
少し、冬木がざわついているみたいなんだ。
・・・・・何か始まるのかもしれないね。」
言峰「これはこれは＿＿＿＿＿＿
衛宮Aではないか。
またあの『黒猫』の墓参りか？」
A「ッ！？
こ、言峰綺礼！？」
最悪だ、まさか。
天敵に会ってしまうなんて。
慌てて後ろに飛びのいて距離をとる。
言峰「如何なされたかな、可愛らしい御嬢さん。」
相変わらず底の見えない笑みを浮かべていて。
A「・・・・はは、思ってもいないことを、」
言峰「本心だったのだが・・・
伝わらなかったようだな。」
残念だ、と肩をすぼめてみせた。
少しずつ、此方に近付いてくる言峰綺礼。
それに応じて私も少しずつ後ずさる。
言峰「私が怖いか・・・・？」
A「まさか」
言峰「間髪入れず否定するのは君の癖だ。
＿＿＿＿図星なのだろう？」
ニヤリ、と言峰の口角が吊り上る。
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零 - すごく面白いです！続きが気になります。できれば更新していただきたいです。 (2019年12月18日 15時) (
レス) id: abf7e561d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 好きです！！！頑張ってください！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
詩空(プロフ) - 続き気になります！更新していただけると嬉しいです！楽しみにしてます！ (2019年7月27日 22時) (レス) id: 6617450d3a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - はじめまして失礼します。 もうこの小説は書かれないのですか？とても面白いので是非続きを書いて下さい！ 私の我が儘でしかありませんが、よろしくお願いします！！ (2019年5月16日 20時) (レス) id: 3e76ebee45 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - 楽しみに土下座待機中 (2019年4月6日 1時) (レス) id: cc7aaefe4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんだーと | 作成日時：2016年12月27日 0時
