対話 ページ15
A「最初から。
私は聖杯戦争には関わってない。
私に何かあるの？」
アーチャー「ああ、あるとも。
なければ監視したりしないからな。」
アーチャー「精々あの正義の味方になりたいお子様に守ってもらえ。」
A「！！
お兄ちゃんの夢をばかにしないで！！」
驚いた様に、アーチャーの表情が動いた。
A「たしかに、お子様だ！
とても辛い生き方になるし、失うものが多すぎる！！
でも、それでも！！
お兄ちゃんが選んだ、なりたいって思った事なの！
ばかにしないで！！」
思った事をそのまま言う。
アーチャー「！？
そうか。
お前にそういってもらえるとはあれも幸せ者だな。」
一瞬、けれど確かにアーチャーが優しく笑った。
まるで、亡くしたものを見つけたように。
アーチャー「オレが家まで送ろう。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
凛「ちょっと！
どこ行ってたのよ！！」
アーチャー「ただの偵察だ。」
凛「嘘ね。
Aのことずっとつけてたんでしょ。」
アーチャー「質問の意味がなくなってしまったな。」
凛「気になるのか何だか知らないけど・・・・・
やめてよね、あんまりAに近付かないでくれる？」
アーチャー「ほう、それはまた何故？」
凛「あんたがあの子の周りうろついてたら、人質に取られちゃうかもしれないでしょう？
それに、聖杯戦争にまきこみたくない傷つけたくないし
衛宮君に知られたらただごとじゃなくなるからよ！！」
アーチャー「知られるとまずいと？」
凛「ええ、そうよ。
衛宮君、Aのことになると途端に手段を選ばなくなるもの。
兄妹とかそんなんじゃない、そんなのとっくに超えてる。
歪んでる、歪みきってるのよ衛宮君。
Aのことが好きで愛してる、勿論恋愛的な意味でね。」
アーチャー「禁断の兄妹愛、といったところだな。」
凛「笑い事じゃないわよ。」
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零 - すごく面白いです！続きが気になります。できれば更新していただきたいです。 (2019年12月18日 15時) (
レス) id: abf7e561d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 好きです！！！頑張ってください！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
詩空(プロフ) - 続き気になります！更新していただけると嬉しいです！楽しみにしてます！ (2019年7月27日 22時) (レス) id: 6617450d3a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - はじめまして失礼します。 もうこの小説は書かれないのですか？とても面白いので是非続きを書いて下さい！ 私の我が儘でしかありませんが、よろしくお願いします！！ (2019年5月16日 20時) (レス) id: 3e76ebee45 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - 楽しみに土下座待機中 (2019年4月6日 1時) (レス) id: cc7aaefe4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんだーと | 作成日時：2016年12月27日 0時
