独白 ページ12
士郎「・・・・・・・。
次からは俺に連絡しろ。」
A「はい・・・・
じゃあ、私部屋に戻るね＿＿＿＿＿＿」
立とうとした瞬間、腕を掴まれ。
A「ひ、ああ！？」
強く惹かれ、バランスを崩しお兄ちゃんの布団に倒れこんだ。
A「はい・・・・
じゃあ、私部屋に戻るね＿＿＿＿＿＿」
立とうとした瞬間、腕を掴まれ。
A「ひ、ああ！？」
強く引かれ、バランスを崩しお兄ちゃんの布団に倒れこんだ。
背中に布団の柔らかい感触、頭上に影が落ちた。
A「おに、いちゃん？」
目の前にはお兄ちゃん、その後ろには天井が。
押し倒されたと理解するのにはそう時間はかからなかった。
士郎「今日は俺と寝ろ。」
A「え、？」
士郎「心配した。
連絡もないし、ＧＰＳも起動しなかったし
やっとＧＰＳが使えるようになったから走って行ってみれば
Aが襲われそうになってて、それで
それ見た瞬間、どうしようもなくなって、
カッとなって、何も考えられなくなって、ただただ。
ただただ許せなくて、Aが俺以外に汚されるのが嫌で嫌で
だから殴りつけて、吹っ飛ばした。
反省なんてしてないし、罪悪感もないし、悪い事をしたとも思ってない。」
A「おにい、ちゃ？
どうしたの？」
何時ものお兄ちゃんじゃない。
淡々と、でも色んな感情が混ざり合ったまま続ける。
士郎「俺は正義の味方になりたい、そう思ってる。
それは今も変わらない。
その為に色々と出来る限りのことはしてきた。
じゃあ、俺が今日したことは？
正義の味方がすることじゃなかった。
感情に呑まれて、理性が壊れて。
こんなの正義の味方がすることじゃない。
そんなのはわかってる。理解してる。
でも、それでも。
Aのことになるとどうしても、自分が抑えられなくなる。」
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零 - すごく面白いです！続きが気になります。できれば更新していただきたいです。 (2019年12月18日 15時) (
レス) id: abf7e561d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 好きです！！！頑張ってください！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
詩空(プロフ) - 続き気になります！更新していただけると嬉しいです！楽しみにしてます！ (2019年7月27日 22時) (レス) id: 6617450d3a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - はじめまして失礼します。 もうこの小説は書かれないのですか？とても面白いので是非続きを書いて下さい！ 私の我が儘でしかありませんが、よろしくお願いします！！ (2019年5月16日 20時) (レス) id: 3e76ebee45 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - 楽しみに土下座待機中 (2019年4月6日 1時) (レス) id: cc7aaefe4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんだーと | 作成日時：2016年12月27日 0時
