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オレ···玉森くんに 怪我した唇を舐められたコトはあるけど まともに キス···したこと なかったな···

無意識に 唇を 指で なぞった。

普通 恋人同士って キスから始まるって 言うよね···

言われてみれば···玉森くんから 好きだとか 付き合ってくれとか 言われたことないし···






····アレ···? まさか···

オレって···勘違いオンナ···なのか···?


一気に アタマの中が 真っ白になっていく。

いや···考えすぎ···だよね···


男C「···ちょっと アンタ 大丈夫?顔色 悪いけど···」

宮「···あっ···はい···」

オレは 息苦しくなり トイレに行くフリをして その場を離れた。

玉森くんが 傍にいない···という事実が 急に 不安になる。

宮「玉森くん···どこ···?」

オレはそのまま 一階の フロアに降りると 必死になって 玉森くんを探した。

右往左往している人混みをかき分けながら 歩いて行くと カウンターで 立ち飲みをしている玉森くんの姿を見つけた。

とにかく 玉森くんを連れて 早くここを出たかった。

じっとしてろと言われたのに きっと怒られるだろうけど それでも 連れて帰らなきゃ···

これは···オレにしか できないことなんだから···






宮「玉······」




思わず 立ち止まってしまった。

玉森くんが 笑いながら 幾人かの人と会話していた。

二階にいた キラキラ族より ずっと大人っぽい人達と 楽しそうに···



何で 立ち止まったかって···

だって···オレ···あんな 楽しそうに笑う 玉森くん 見たことなかったから···


知らない人···みたい···




結局 声を かけることが できなかった オレは
そのまま 店を出て フラフラと歩きながら 寮まで帰った。

どこをどう歩いたのか まったく覚えてない。
そういえば···カギも 持ってないな···

仕方なく オレは 非常階段に座って 夜明けを待つことにした····

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misaki12 - ガヤさんがとにかく可愛い!最高です! (2019年11月24日 0時) (レス) id: b799d65de8 (このIDを非表示/違反報告)
1PWz1HLsOKdBFD9(プロフ) - いろんな小説を読みましたが一番ドストライクな玉森くんでした!とてもキュンキュンさせていただきました^ ^もう見られていないかもしれないですが感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございました! (2019年9月12日 17時) (レス) id: 213a56e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ(プロフ) - 書いてくださいますかっ?! ほんと、無理だったらいいんですよ?! でも楽しみにしてます♪( ´▽`) (2016年11月29日 20時) (レス) id: c04f163397 (このIDを非表示/違反報告)
micarin(プロフ) - 優子様 ありがとうございます^^また 何かしらで?読んでくださったら 嬉しいです〜 (2016年11月17日 13時) (レス) id: 10314a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
micarin(プロフ) - 野菜 様 読んでくださってありがとうございました^^いずれこのシリーズのわた〇い書いてみたいなとは思ってますが 明るい話ではなさそうですね〜(´;ω;`)次回も よかったらのぞいて見て下さいね^^ (2016年11月17日 13時) (レス) id: 10314a7a80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:micarin | 作成日時:2016年9月9日 2時

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