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ズルいな···玉森くんは···
わかってるくせに···だって···オレ···キスだけで いっちゃったんだから···

思い出すと 途端に恥ずかしくなり オレは 玉森くんから 顔をそらして俯いた。

宮「···玉森くんは···? 玉森くんは···気持ちよく···なかった···?」

玉「···言わねぇ···」

宮「やっぱり···ズルいな···玉森くん」

オレが 大げさに 唇を尖らすと 玉森くんは 珍しく柔らかな表情で クスリと笑った。









千「全く!どこで 何をしていたんですか!副会長!突然 消えたまま 連絡もとれないし···!
宮田さん!アナタまで···!」

オレたちは今 生徒会室で千賀くんに みっちりしぼられていた。

宮「ごっ ゴメンナサイ···!玉森くんは オレを 探しに来てくれただけです。
効率悪い オレの仕事ぶりを見兼ねて 手伝ってくれて···」

千「···庶務長が 宮田さんが 悪いヤツらに囲まれてるって 心配してましたけど···
なんか あったんじゃないんですか?」

宮「そういう風に 見えただけだよ。 別に 何でもない···迷惑かけて スイマセンでした」

オレは 藤ヶ谷会長の方に 向き直り 頭を下げた。






藤「そうなのか···? 副会長···」

玉「···コイツが そう言うなら そうなんだろ···」



藤「フゥ···わかった···まぁ なにもないなら それでいい···」

藤ヶ谷会長は そう言うと オレを見て意味ありげに 口元を歪ませた。

藤「キミも 厄介な人間に捕まったな···宮田くん···
本気になったアイツはちょっとやそっとじゃ離してくれそうもないぞ···」

宮「···?」

会長が席を立ち オレの傍に歩み寄ってきた。
オレの肩にポンと片手を置き 耳元で 囁く。

act.13→←*



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misaki12 - ガヤさんがとにかく可愛い!最高です! (2019年11月24日 0時) (レス) id: b799d65de8 (このIDを非表示/違反報告)
1PWz1HLsOKdBFD9(プロフ) - いろんな小説を読みましたが一番ドストライクな玉森くんでした!とてもキュンキュンさせていただきました^ ^もう見られていないかもしれないですが感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございました! (2019年9月12日 17時) (レス) id: 213a56e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ(プロフ) - 書いてくださいますかっ?! ほんと、無理だったらいいんですよ?! でも楽しみにしてます♪( ´▽`) (2016年11月29日 20時) (レス) id: c04f163397 (このIDを非表示/違反報告)
micarin(プロフ) - 優子様 ありがとうございます^^また 何かしらで?読んでくださったら 嬉しいです〜 (2016年11月17日 13時) (レス) id: 10314a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
micarin(プロフ) - 野菜 様 読んでくださってありがとうございました^^いずれこのシリーズのわた〇い書いてみたいなとは思ってますが 明るい話ではなさそうですね〜(´;ω;`)次回も よかったらのぞいて見て下さいね^^ (2016年11月17日 13時) (レス) id: 10314a7a80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:micarin | 作成日時:2016年9月9日 2時

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