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act.12 ページ39

オレの知っている玉森くんじゃなかった。
内蔵まで刺るんじゃないかと思うほど 何度も何度も激しく突かれ オレは 意識が朦朧とする。
いくことのできない苦しみが 快感と重なり なにも考えることができなくなる。

宮「うっ!うっ!···玉···もう···いかせて···」

荒々しい行為も オレにとっては 快楽だった。
でも 反面 初めての経験に どうなってしまうんだろうという恐怖感も 同時に押し寄せて来て 戸惑ってしまう。

玉「縛られてんのに こっから 滴り落ちて···行儀の悪い···ホントに オマエは オレの言うことを聞かねぇな···」

そんな言葉すら 反応してしまい背中がゾクゾクする。
額からは汗が滲み オレの表情は苦しそうに歪んでいることだろう。

玉「···イイな···その顔···」

宮「たのむよ···」

薄目を開けて 盗み見た 玉森くんの顔は 何とも言えない 高揚感に満たされていた。
こんな興奮している玉森くんなんて 見たことがない。
白い肌が 熱を持ち 赤く染まっているのがわかる。

玉「もっと おねだりしてみろよ···」

一回 一回 強く腰を突き上げながら 楽しそうに 笑う。


宮「うっ!あっ! お願い···いかせて···ください···」

玉「聴こえねぇ」

宮「玉森くん!いきたい!いきたいです!」

両目から ポロポロと涙が流れた。
悲しいわけでもない 苦しかったけど 辛い涙じゃない···

これは···喜び···そう···支配される喜び···?

あぁ···そうか···オレは ホンモノのド変態だったんだ···
痛みだけじゃない··· こうやって蔑まれて罵倒を浴びせられてるのに こんなに悦んでるなんて···

宮「あっ!あっ!あっ!玉···森くん!」

玉「うっ···ハァ···一緒に···」

玉森くんが 自分が達する瞬間に オレの根元を縛り上げていたネクタイを ほどく。
解放されたと同時に オレも 一緒に達してしまった。

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misaki12 - ガヤさんがとにかく可愛い!最高です! (2019年11月24日 0時) (レス) id: b799d65de8 (このIDを非表示/違反報告)
1PWz1HLsOKdBFD9(プロフ) - いろんな小説を読みましたが一番ドストライクな玉森くんでした!とてもキュンキュンさせていただきました^ ^もう見られていないかもしれないですが感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございました! (2019年9月12日 17時) (レス) id: 213a56e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ(プロフ) - 書いてくださいますかっ?! ほんと、無理だったらいいんですよ?! でも楽しみにしてます♪( ´▽`) (2016年11月29日 20時) (レス) id: c04f163397 (このIDを非表示/違反報告)
micarin(プロフ) - 優子様 ありがとうございます^^また 何かしらで?読んでくださったら 嬉しいです〜 (2016年11月17日 13時) (レス) id: 10314a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
micarin(プロフ) - 野菜 様 読んでくださってありがとうございました^^いずれこのシリーズのわた〇い書いてみたいなとは思ってますが 明るい話ではなさそうですね〜(´;ω;`)次回も よかったらのぞいて見て下さいね^^ (2016年11月17日 13時) (レス) id: 10314a7a80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:micarin | 作成日時:2016年9月9日 2時

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