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桃side


青『もうちょっと純粋な恋人を楽しもう?望が高校を卒業して、大人になって。怖い気持ちが軽減したら、その時はしよう』

『待って、くれるん?』

青『当たり前やろ。望の初めて、嫌な思いさせたくないから』

『流星っ…泣』

青『ふはっ笑 泣かんでええやん笑』

『だってー…!泣』

青『はいはい笑 おいで笑』


流星の腕にギューッと包み込まれながら涙を流した時のことが懐かしく思える


手を出してこないのは俺のため。


まだ18歳で高3の俺に対して、流星は既に21歳で成人済み


今では18歳も成人やけど、あの頃はまだ未成年やから流星なりに色々考えてくれてたんや


俺の知らへん流星。まだまだあるんやなって思ったことを覚えてる。


我慢してる流星も。俺のためを思ってる流星も。色々とね。


でも、そんな流星を知っても


青『はぁ…肌けてる服はこれから避けてほしいんやけど…キスもハグも、この格好やとキツいわ…笑((ボソッ』


俺は流星がどんな時に我慢してるのか、全然知らへんかった


まるでドラマのヒロインと同じ。


自分を思ってくれる流星に嬉しくなって、普段はせぇへん甘えを見せちゃって


もしかしたら、それは今でも変わらないのかもしれない


無意識のうちに流星を欲 情させて、我慢させちゃってるかも


実際に、先週も"あかん"言われてそのままベッド行ってもうたわけやし…?//


まぁ、今の俺らはとっくに初めてを卒業してるからベッド行きもしゃあないことなんやけど//


あ。ちなみに、俺が初めてっていうのはわかるやろうけど、流星も俺が初めてやからな?


変な誤解招くと流星に怒られそうやから補足で!

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作者名:まかろん | 作成日時:2023年10月1日 16時

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