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青side
「そうや。SNS見せてや」
桃「は!?」
「こうやってやるんやし別にええやん?」
桃「あかん!!」
「なんでやねん笑 ほぼ口にするなら変わらんやん笑」
桃「こんなん極一部やもん…((ボソッ」
「なに?」
桃「と、とにかく見せへん!!これは俺の秘密!!!」
大事にスマホを手にする望に、これはほんまに見せてくれへん奴やと察する
嫉妬が書かれたSNS見たかってんけどなー笑
俺に嫉妬を全部見せるなんて望はせぇへんか。
桃「…てか」
「ん?」
桃「聞いてへんかった」
「なにを?」
桃「き、キスシーン…ヒロインやない人が先とか、聞いてへんかった」
「あー。そういえば、そうやな」
もしかして…
いや、もしかしなくても嫉妬やんな?
そう思って望の顔を覗き込んだら
"ちゅっ"
「…え」
望の顔が近づいてきて唇を奪われた
間違いなく俺の頬は緩んでたやろうし
"揶揄ってるやろ!顔に出てる!!"って、絶対に怒られるやつやと思ってたのに
桃「う、上書き!!////」
「あ…」
一言だけ言い放って、寝室へと消えてもうた
俺、まだ放心状態なんやけど…?
「ふっ笑 まぁ、ええか。可愛かったし笑」
ちゃんと、俺がキスされてた場所くらいの位置にキスしてきたことに気づいて口元がニヤける
このまま望のもとに行ったら怒られるやろうからちょっと気持ちを落ち着けて寝室へ
「もう寝てるやん笑」
桃「んぅ…すぅ…」
「おやすみ」
"ちゅっ"
既に望は夢の中やったけど、お返しに俺からも口付けを。
この先、もっと嫉妬する望が見れるかと思うと、俺は毎日幸せな夢が見れそうやな
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作者名:まかろん | 作成日時:2023年10月1日 16時