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29.基本無表情 ページ33

私はあれから1人で水族館をまわっていた

水には嫌な思い出しかないわね

"A…逃げなさい…"

"いやだよ!パパ…ママ…!やだあああ"

十四松「A…A!」

「!?…あなたは十四…松?」

十四松「正解!よくわかったね!」

「偶然かしらね…?で、どうしたの?」

十四松「特にはなにもないよ!ただ辛そうな顔してたから!」

「辛そうね…」

そんな顔まだできたのね…

「まあ大丈夫よ、気のせいだから」

"気のせいじゃないくせに強がるねぇ"

「!」

誰かの声…?

十四松「一緒にまわろ!」

「え…あ、ちょっと!」

十四松は私の手をひっぱり走りはじめた

十四松「はい!A!」

「これは…?」

十四松「クレープだよ!嫌いだった?」

「いいえ?…久しぶりだからびっくりしただけよ」

もらおうとしたその時だった

?「あーららぁ…久しぶりだなぁ…」

「!誰」

十四松「!」

?「そんな警戒すんなよ。俺の名前はクロハ、目を冴える蛇だ」

「何か用かしら?」

クロハ「そうカリカリすんなよ、つれねぇなぁ」

十四松「こいつからは悪い臭いがする」

クロハ「はぁ?意味わかんねえ…」

「用がないなら帰れと言ってるでしょう?」

私はキッとクロハを睨む

クロハ「用があるから来たんだよ、今回は警告だ」

クロハは一息を置いてこういった

クロハ「この水族館に爆弾が仕掛けられてある、それだけだ」

2人「!?」

「なんでそれを敵の私たちに言うのか理解できないわ」

クロハ「…ここで死なれると困るからな、特にお前には…な」

「それってどういう」

クロハ「じゃあな」

それだけいってクロハは消えてしまった

「十四松…爆弾を探すの手伝ってほしいの」

十四松「任せてよ!」

「ありがとう…」

こうして私たちの爆弾探しがはじまった

30.基本無表情→←28.基本無表情



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nonnoflute(プロフ) - ありがとうございます! (2016年9月20日 8時) (レス) id: 603a00f43c (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モモの料理ww 凄い面白い!!更新がんばって! (2016年9月20日 7時) (レス) id: eecbed2561 (このIDを非表示/違反報告)
わさびアリス - 涙が...とっても面白いです!がんばってください! (2016年8月21日 20時) (レス) id: b581136944 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レノ | 作成日時:2016年7月3日 23時

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