78話 マネージャー ページ29
「プレイボーッ!」
無駄にハイテンションな五条先生を横目に見ながら、私はため息を吐く
私が何をしているかって?答えは単純、みんなにドリンクを配っています。これはなぜかというと、京都校の人たちの人数が二人も少ないのが原因なのである。つまり、余るのでマネージャーにされました
「天音ー、私にも頂戴」
「オッケー」
待機している野薔薇にドリンクを渡しに走る。まあ、疲れてるから選手やるよりかはマシだけど、これでもけっこうキツイ
「えっと……神木さん?だっけ。私にもくれる?」
歌姫先生にも言われたので、そっちに行こうとそちらを向く。いや、向こうとした、のだが
「天音は俺らのマネージャーだろ?!まだこっち!」
「先生に渡すくらい許して……?」
なぜか京都校の方に私を行かせたくないらしく、悠仁が抱き着いてきた。ふつうに動けないので離れて、と言いたいところだが、幸せなのでどうしよう
「ちょっと!何アンタ天音に抱き着いてんのよ!離れなさい!!」
「えー」
でも、すぐさま気づいた野薔薇によって、悠仁は私から引きはがされた。その後、野薔薇の番らしく呼ばれていたので、もうすぐ悠仁の番かもしれない
「悠仁、もう順番だろうからはやく行こ?私は先生に飲み物渡すだけだから」
「んーー、わかった!でも俺が打つときは見といて!!」
「わかった」
やっとみんなのとこに戻った悠仁の背中を見送ってから、歌姫先生のところへ行く。すると、なにやらあわれみの目で見られてしまった
「……大変なのね」
「いや、これでも楽しいので大丈夫ですよ。これ、飲み物です」
飲み物を渡せば、歌姫先生は少し笑ってくれた。見れば見るほど美人。きれいな先生だな……
「ちょっっっと待て!!!」
先生を見ていたら、野薔薇の怒鳴り声?が聞こえたので、そちらに視線を移す。すると、今にも殴りかかりそうな野薔薇と、明らかにピッチングマシーンなものが置かれていた
「どう見てもピッチングマシーンだろーが!!」
「釘崎がキレた!乱闘だ!」
キレる野薔薇に、ヤジを飛ばす悠仁。そしてなにやら意味が分からない、と言う顔をしている真衣先輩(名前教えてもらった)
一言言うとすれば。何が起こってるんですか???
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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