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はい、が三十八回。 ページ40

マネージャーの仕事、使い終わったタオルを干していた。

悴んだ手のひらに息を吹きかける。

そしたら。

「先輩!手伝います!!」

愛梨ちゃんが元気やく声をかけてきた。

てゆか、これ私たちの仕事だよね…?


口には出さず、ありがとうと言う。

2人ですると、早く終わる。

愛梨ちゃんが、口を開いて言った言葉。


『そういえば、私一昨日先輩方とご飯食べに言ったんですよ!」


やっぱり、そうなんだ、

『よかったね。」

愛梨ちゃんが、続ける。


『はい!楽しかったです!先輩まくればよかったのに…。』

『あはは…。』


『はー、疲れますよね、マネの仕事って!

やっぱり私には向いてないなー。

先輩、いつもお疲れ様です!」


なに、それ。

愛梨ちゃんも、やることじゃないの?

向き不向きはあるけど、そんなこと言ってられないよね?

仮にも、マネージャーでしょう?


ぐるぐると、思考が停止する。


『愛梨ちゃんも、マネージャーだしね。慣れてかないと。」


愛梨ちゃんは、にっこり笑って。


『でも、ここのバレー部、毎年惜しいじゃないですか?

白鳥沢に負けちゃうなんて!!」


やめてよ、なにも知らないくせに。

みんな、一生懸命やってるよ。


『今年は行けるといいなー。

みんなに自慢できちゃう!!」


「やめ、て。」


「なんでですか?いいじゃないですか!
みんな、羨ましがるんですよー。


私が青城のマネージャーだって!!」



パンっ…!



涙が、こぼれた。


違う、そんな理由でやらないで。


私は、どこの誰だろうと、

青城のマネージャーになってなくたって。



みんなを誇りに思ってる。











「そんな、半端な気持ちでやらないでっ…!」

はい、が三十九回。→←はい、が三十七回。



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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , シリアス   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 3ページの頭のところ一ヶ所」が足りてない気がします。同じページの「の後の(は不要かなと、、上手く伝えられずすみません (2021年6月17日 1時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 12ページ 名前変換出来てないところあります (2021年6月17日 1時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Ckk(プロフ) - なお、このコメントは1週間で毛させていただきます。 (2019年3月20日 21時) (レス) id: 28b826dbff (このIDを非表示/違反報告)
Ckk(プロフ) - すみません、今アカウントを移行して執筆している。本作者のにゃめりです。えっと、ユキナさん?という方ではありません。その方もご存知ありません。お話が似て不快な思いをさせてしまったら申し訳ございませんでした。はい、頑張ります! (2019年3月20日 21時) (レス) id: 28b826dbff (このIDを非表示/違反報告)
pooh8323(プロフ) - すみません、失礼を承知で伺いますが、ユキナさんという作者さんと同一人物でしょうか、お話が似ているのでどうかなと思いまして、本当に違ったらすみません、少々気になってしまったので、これからも頑張ってください (2019年3月16日 14時) (レス) id: e361f18d86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃめり。 | 作成日時:2017年8月6日 3時

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