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昨日は散々だったなぁ。
まだ歩きなれてない道を歩きながら思い出す。
今日は、ドレスと靴を持ってるからバックは少し重い。
田「おはようAちゃん。」
貴「恋歌ちゃん！おはよう。」
田「昨日は大変だったね。」
貴「そうだよー。それで罰として生徒会に入ることになっちゃったんだよ」
私がそう言うと恋歌ちゃんは歩くスピードを緩めた。
貴「恋歌ちゃん？」
田「生徒会に？1年生で入ったの？」
貴「ま、雑用だけどね」
田「え！？すごいよ！！芸能科から生徒会に入ってる人、今は誰もいないんだよ」
貴「そうなの？」
田「うん！Aちゃん！これからもよろしく！」
そう言って私の手をとって、ブンブン回した。
学校に着くと、みんながドレスに着替えてた。
そうだった！芸能科はこの後撮影があるんだった！
でも隣にいる恋歌ちゃんも着替えてないし、1人じゃなくてよかった。
私たちは走って更衣室へ行き、服を着替えた。
私が通っている学校は、中高一貫の名門私立校で、
普通科、芸能科、スポーツ科がある。
その全てが集まる会なんて、新入生歓迎会と体育祭、合唱コンくらいしかない。
その数少ない会が行われる会場、それはダンスホール。
すごく広くて、全員入っても全然狭くない。
撮影が終わってみんなと話していると放送がなった。
ピンポンパンポーン
野「芸能科1年A組谷澤A。今すぐ生徒会室へ来るように」
呼び出ししないでよ...
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作者名：弥風 | 作成日時：2018年12月26日 11時
