【イナイレ】波乱の学園物語 (ページ16)

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体育祭当日

貴「あー。体育祭始まっちゃったね」

へ「うん。生徒会鬼ごっこ頑張れ(笑)僕は全力で追いかけるから」

貴「は！？やめてよ！公開処刑だよー」

田「私も全力で捕まえにいくよ！Aちゃん！」

貴「恋歌ちゃんまで！？」

開会式と準備体操が終わり、クラスの応援席に戻る。

亜「やあ、ヘルセ。今日の騎馬戦、頑張れ。」

へ「あ！先輩！ありがとうございます！先輩も頑張ってください」

ヘルセは先輩の前になるとペコペコしてる。

それを見て、私と恋歌ちゃんはくすくす笑う。

先輩が競技にいくと、なに笑ってんだよ、と言ってこっちを向いた。

グラウンドの方を見ると、2年生の先輩が競技をしてた。

生徒会の先輩達の番が来ると、アイドルのライブ並みに歓声があがった。

歓声が上がると、生徒会の先輩達はニコニコしながら、競技をしてる。

田「野坂先輩かっこよすぎ。あ、今日の鬼ごっこ先輩のこと捕まえよっかな」

貴「うん、そうしなよ(笑)」

私がそう言うと恋歌ちゃんは笑顔で頷いて、もう一度グラウンドを眺めた。

私も視線をグラウンドへ戻す。

二年生の競技が終わり、私たち一年生の競技になった。

へ「練習の時みたいにいっぱい取って」

貴「うん、任せてよ」

私はハチマキをきゅっと結んで始めのホイッスルの音を待った。