○23*○ ページ23
.
藤「………椿…」
椿「あれ？太輔だ」
来たのは、
庄司 椿
俺たちより一つ年上で
すんごく綺麗で、スタイルいいの
おまけに頭もよくてお金持ちっていう
椿「あ、宏光もいる」
北「お久しぶりですー」
あ「椿さん！」
椿「あ！Aちゃん」
A、椿先輩の事
尊敬してるとかなんとか言ってた
椿「裕太は？裕太……」
玉「ここですよー」
椿「やっほ♪♪」
玉「あはは(笑)」
名前からか知らないけど
椿先輩、椿の香りがするの
椿の香水使ってんのかな？
いい香り
.
藤「…椿、どうしたの？」
ガヤってば椿先輩、年上だっていうのに
タメ口だし
椿「ん？ちょっと保健室の先生に
用事があって」
藤「ふーん…」
椿「いないならもう帰ろっかな！
皆、ばいばい」
北「さよーならー」
玉「さよーならー」
あ「さようなら！」
椿「ばいばーい」
.
.
その瞬間
藤「待って…!!!!」
ガヤが、椿先輩を引き止めた
藤「椿、誰と帰るの？」
椿「え？1人だけど…」
.
.
藤「じゃあ俺、椿と帰る」
あ「……え？」
藤「A、ごめんな
また今度一緒に帰ろ」
あ「……うん」
藤「じゃあ椿、帰ろ」
.
そう言って
ガヤと椿先輩、保健室を出て行った
北「A…」
Aの方見ると
悔しそうに、悲しそうに
でも笑顔で
あ「……あははっ…
太ちゃん…帰っちゃったね…」
そう言った
北「…A……元気d「バカモーン！！」
その時、なんか怒鳴り声が聞こえて
見ると
北「げ、コーチ」
サッカー部の顧問
「早く練習戻るぞ！」
そう言ってミツをさらって行った
.
.
シーン…
.
2人きりになった保健室
玉「A、大丈夫…？」
あ「……うん…」
今にも泣きそうなA
下向いて、
唇噛みしめてる
玉「……帰ろ？」
なんて言っていいかわかんないから
出来るだけ優しい声で言って
Aの鞄、持ってあげて
玉「……ほら」
恥ずかしいけど
Aの手、握った
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1292人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りりか(プロフ) - 完結するまで待ってます！！！ (2017年9月24日 21時) (
レス) id: 072c74aa21 (このIDを非表示/違反報告)
勝運 フェアリー - シンデレラ・ストーリー読むの２回目くらいです。切なすぎて途中で読むのやめちゃったんです、ごめんなさい。。。今回は頑張ります。みんな、頑張って！！ (2016年11月22日 16時) (レス) id: bd5aea2f44 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは♪凄く良いですね!!胸キュンします!! (2015年9月30日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
まい☆ - 宏くんと玉ちゃんは主人公ちゃんのことが好きで、主の人公ちゃんは太ちゃんのことが好き。でもその太ちゃんは椿さんのことが好き…そしてその椿さんは玉ちゃんのことが好き。すご複雑てです(＞_＜) (2015年5月7日 6時) (レス) id: d2a46878d3 (このIDを非表示/違反報告)
姫川絵麗奈(プロフ) - あの、椿さんて女の人なんですか？ (2015年3月7日 20時) (レス) id: bb5d1ce1d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラブハニー
| 作成日時：2013年7月22日 12時
