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11.テイサツ ページ11
『…で？なんでいるのよ中也……』
「あァ。招待状来たンだよ…」
『だからって来る？馬鹿なの？』
「俺だって来たくなかったわ。
首領についでに手前の様子見てこいって言われたンだよ。」
『あらっホントは中也が私のコト心配だったんでしょー？』
「あァ、早く帰ってこねーといつまでも俺に付き合ってもらえねェからなぁ？」
『安心して。今日一日で大分成長したわ。
……あと数日でケリをつけてみせる。』
「頼もしいね、うちの姫は。
…だとよ、芥川。よかったな。」
『はぁ？ちょっ…中也ッ……』
「じゃーな、A。」
アイツ、ネクタイピンにカメラ仕込んで…
帰ったらアイツ、絶対一発殴る。
「お待たせA。退屈させてしまったかな？」
『いいえ、先程の中原様が話し相手になってくれましたので…』
「そう、妬けてしまうねぇ…」
『渚さん……』
目を潤ませて見つめる。
もっと、もっと、私に夢中になればいい。
私のアフロディーテがその身を侵すまで。
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あやねっち - 1からここまでよみました 最高でした いい話だ！（泣） (2020年4月23日 15時) (
レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉 | 作成日時：2018年8月4日 22時
