今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:21,308 hit
小｜中｜大
65.思い込んでは ページ10
.
お互い 目が合う。
なんか、緊張するな、頑張れ俺。
｢とりあえず、とにかく、本当に
Aのことを傷つけてごめんなさい。｣
俺は 愛しい大切な人に誠意を持って
謝るために 正座で頭を下げた。プライド？
そんなもんより 今、目の前にいるAを
取り戻せるなら 俺のプライドなんかいらない。
｢ちょ、ちょっと！翔！大丈夫だから、
そんな 頭下げたりしないで？もう、大丈夫だから｣
と、Aは慌ていた。
｢わかった、でも、これくらいの気持ちが
俺にはあって プライドとかよりも Aに
ちゃんと謝って お互いがいいと思う着地点を
決めて それが例え メンバーに迷惑かけたとしても
話し合いすれば 分かって貰えるって覚悟が
俺にようやく出来たからさ。｣
｢覚悟って.....？？｣
｢Aは、まだ俺の事好き？
まず、そこから。じゃないと、俺
ただの自意識過剰な奴になっちゃう。
俺は、Aのこと 諦めてないし
ずっとずっとこの 好きで愛おしい感情は
絶対に変わらないことに 今回、再自覚した。｣
びっくりした顔をしながら、
｢私も、翔が好きだし 勝手だけど
やっぱり ちゃんと話し合いをして
どんな結果にしろ お互いに納得出来る
着地点を見つけて決着つけなきゃって
思ってるし 翔ともう一度向き合いたい。｣と
真剣な顔と声のトーンでAは答えた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆる | 作成日時：2019年6月21日 12時
