いやがらせ（ナレーターside） ページ1
シンドリア王宮の庭には、きれいなシロツメクサの花が咲いている。
その場所は、宮中の女の子たちがガールズトークをする場所として大人気だ。
今日もそこで、会話に花を咲かせる３人の女の子達がいた。
ララ「それでさぁ、ジャーファル様ってばちょーかっこいいの！！」
リリ「わかる！マハラガーンの時とかまじさいこー」
ルル「いつもにこにこしてて感じいいしぃ。ライル様と２大王子って感じぃー」
ララ「なにそれっ。でも共感だゎ」
はじめはただ、シンドリアの政務官、ジャーファルへ対する憧れの話だった。
けれど・・・
リリ「そーいやさー、ライル様って妹いるよね」
ルル「あぁ、いるいるぅ。えーと、名前なんだっけ」
ララ「え？ライル様に妹なんていたっけ？」
リリ「いるよー。ホラ、うちらが仕事頼んだらやってくれる奴だよ。」
ララ「えっ！？まさか、あの目立たない地味な女！！？嘘でしょ！」
ルル「本当なんだよぉ。知らなかったのぉ？」
ララ「だって全然似てないし」
リリ「残念ながら真実。でもほんとに似てないよね。
だから宮中でも、何であんなに似てないんだろうって噂になってるの」
ララ「ふーん」
ルル「私、そいつ嫌いなんだよねぇ」
リリ「え？」
ルル「なぁんか、地味でなよなよしてて見てるとイライラする」
ララ「ちょっとぉ、いつもそいつに仕事頼んでんのはどこのどいつよぉ？
気持ちはわかるけど(クスクス」
リリ「２人ともひどーっ(クスッ
まー、あいつって他人から雑用頼まれるしか脳がなさそうだよね」
ルル「ちょっとぉ、結局皆嫌いなんじゃぁん！キャハハッ
・・・あ、そぉだ」
少女たちは、信じられないことを口にする。
ルル「仕事頼むついでにさ、うちらのストレス発散もしてもらっちゃわない？」
ララ「・・・・いいねそれ。私、最近仕事詰まっててストレスめっちゃ溜まってんの」
リリ「さんせー！面白そう！
・・・あ！イイコト思いついちゃった」
ルル「イイコトぉ？」
リリ「どーせならさ、王宮の女に飢えてる男性陣のストレス発散もしてもらおーよ」
リリは、意味深な笑みを浮かべる。
ララとルルも、同じように意地の悪い笑みを浮かべた。
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リア(プロフ) - スノーだるまさん、リランさん、ありがとうございます！続き楽しみにしていてくださいね！ (2017年5月26日 23時) (
レス) id: adb02cff28 (このIDを非表示/違反報告)
スノーだるま(プロフ) - リランさん» よし！手を組んであいつらにアモール・インケラード・サイカを食らわそう！ (2017年5月26日 1時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - この作品大好きです！大好物です！ (2016年4月15日 7時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
リラン - よぉし！あいつらにバララーク・セイをくらわそう！ (2016年4月15日 7時) (レス) id: 334c6fa477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リア | 作成日時：2015年8月30日 1時
