昨日の夜の出来事(ジャーファルside) ページ9
それは、昨日の夜のこと。
私は、自室で武器の手入れをしていた。
(コンコンッ
そこに、ひとりの訪問者が。
今の時間帯は、そこそこ遅い夜。
どこの非常識野郎だ……
寝不足のせいで、些細なことにも苛立つ頭を押さえながら返事をする。
ジャ「どなたですか?」
アリババ「……アリババです」
……げっ。
正直、今はあんまり会いたくない男の名前だった。
まぁ…自分もいい歳した大人だから、態度に出すわけにはいかないけれど。
(ガチャ
ジャ「何か用ですか?」
アリババ「…Aのことで、お話が。」
(イラッ
…苛立ちが、募る。
一体なんなんだ。
彼氏面でもしているつもりなのか。
そもそも、なんで私のところにAの話をしてくるのか。
なんだか、イライラして仕方が無い。
ジャ「話って、何です?」
アリババ「貴方も、何の話かは予想がついているでしょう?」
ジャ「…さぁ?…あぁ、もしかして付き合うことになったとかですか?そういうノロケなら聞きませんけど」
アリババ「ちがう!!!」
話を聞きたくなくて、投げやりに答えた私の言葉をアリババくんは大きな声で遮った。
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蜜-mitsu-(プロフ) - 自分の作品で誰かに泣いてもらえたのは初めてで、そう言っていただけてとても嬉しかったです。感銘を受けました…!もうマギは本編が終わってしまったので続きをこのまま書いてていいのか?と不安な気持ちもありましたが、エミリーさんのおかげで元気が出ました! (2020年4月23日 9時) (レス) id: d0044b0fe5 (このIDを非表示/違反報告)
エミリー(プロフ) - 小説凄く面白かったです。読んでいる時に涙が出てしまいました。続き楽しみにしています。 (2020年4月13日 3時) (レス) id: 96ec84d631 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - 良かったー!!最近、物語に自信が持てなくて本当に不安だったので、そういう風に言っていただけてすごくうれしいです。 (2018年3月5日 9時) (レス) id: 7175a852e6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - すっごく面白いです!こういう感じの小説が好きなので読んでいくたび続きが気になって気になって… 更新頑張ってください(^^) (2018年3月1日 19時) (レス) id: 6758fadb79 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - はい!コメントうれしかったです。これからまた更新していきたいと思うので、よろしくお願いします! (2018年2月19日 22時) (レス) id: 7175a852e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リア | 作成日時:2017年11月19日 22時