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｢はねかえ……された……？｣
なぜそんなことをしたのか。不思議でたまらない様子のAを見て、フロイドは言った。
｢……グラミーちゃん優しいからさ。俺らに危なくなるような事させないでしょ。多分何言っても聞かないだろうし、だから俺の事眠らせるように仕向けたってわけ。ジェイドは多分それに気づいてくれるだろうから、そしたら保健室に置いてってくれんじゃん？｣
｢まったく、フロイドには敵いませんよ。｣
｢………あなた、馬鹿なの……私に何をされたか、なんて言われたか、覚えてないとでも言うのですか………！｣
｢……本音じゃないでしょ？分かるよ。俺ら、友達じゃん？それに…………｣
"本当は助けて欲しかったんでしょ？"
フロイドは、優しく笑ってそう言った。え……？と彼女が小さく声を漏らすと、ユウが口を開いた。
｢……Aさんは、僕にユニーク魔法を教えました。"2人だけの秘密ですよ"って。それも、事件を調べてる僕に、わざわざ。……それって、早く気づいて欲しかったからですよね。これ以上被害を出したくないから………そして、最低な人を演じたまま、死ぬつもりだった。｣
｢………あなたの思いすごしです。あなたがいつまで経っても真相にたどり着かないから、ヒントを与えただけでしょう。｣
｢お前は本当に素直じゃねぇな。俺はそこまでひねくれた女になれなんて言った覚えはねぇぞ。｣
レオナは大きくため息をつきながら、ベットにドカッと座った。ポケットに手を突っ込むと、真新しいチェーンに指輪が通されたネックレスを取りだす。
｢そ、それは……｣
｢俺の事殺すつもりだったにしちゃ、随分大事に取っててくれたみてぇじゃねぇか。……ほら、返す。｣
レオナはAの首に腕を回しネックレスをつけてやと、そのまま優しくAを抱きしめ頭をポンポンと撫でた。
｢我慢するな。……泣け。｣
それがレオナの精一杯だった。しかし、今のAにはそれさえもが暖かくて、涙があふれるように出てきた。レオナも初めて見た彼女の涙。まるで赤子が泣くように声を上げるその姿は、今までからは想像ができないほど年相応の姿だった。
自分ではその役目は務まらない。フロイドはそう確信した。いや、今までもずっと分かっていた。ただ認めたくなかっただけだ。
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乃亜(プロフ) - …フロイドいい奴！おじたん、夢主泣かせたら処す← (2020年11月5日 9時) (
レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
フェルス(プロフ) - めっちゃ好き過ぎます!!おじたんもフロイドのキャラが良い……ちょっと気になったのがプロフィールのとこに特技：料理ってあったんですがわざとでしょうか？わざとそうしているのならごめんなさい！結構前から、見させて頂いてまして言葉選びがマジで好きです。 (2020年10月30日 2時) (レス) id: e8ab3f41d1 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 無自覚、殺人な親父殿(ボソッ) (2020年10月26日 9時) (レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - レオナおじたん大変だね...！夢主ちゃんが楽しそうでなにより！イデアちとのゲーム楽しそう！チェスが強いなんて凄いな〜！教えてくんないかな...夢主ちゃん！！ (2020年10月25日 13時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - ちょっと、毒舌になった夢主…いいね← (2020年10月25日 8時) (レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2020年10月16日 18時
