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｢恵くん発見！｣
｢おい！やめろって！！｣
何回言や分かんだよ！！そう言おうとした時に、なにかに気がついた。いつものような注意の言葉が入らず、Aも周りにいた釘崎らも首を傾げた。
｢……Aお前……｣
｢………？｣
｢ちょっと太ったか？｣
｢なっ……！？｣
｢なんかこの前よりも重たくな……っ！？！？｣
ﾊﾞｯｯｯﾁｰｰﾝ!!!と凄まじい音が廊下に響き、バタンッと伏黒がその場に倒れ込む。え、なぜ？と状況が読み込めていない伏黒と、顔を真っ赤にしているA。
｢さいっっっっっってーー！！嫌い！！！｣
ぷいっと方向を変えて、スタスタとその場を去っていく彼女。
｢……は？きらい、、、？｣
｢当たり前だっつーの。｣
｢今のはお前が悪い。｣
女子二人からの視線は冷たく、彼女らは呆れたようなため息をついた。
｢どうした恵〜いつもならあんなこと言わないじゃんかよ〜｣
｢いや……あいつ細すぎるじゃないですか。だから、増えてよかったなって………｣
｢いや、まぁ、たしかになぁ………｣
立てる？と虎杖の手を借りて立ち上がるも、頬がヒリヒリして痛い。しっかり彼女の手形が赤く痕になっている。
｢それが伝わってなきゃただただデリカシーないやつだぞ。｣
｢五条さんと同じね。｣
｢やめろ。｣
｢でも、あれは相当怒ってたぞ。体型に関することだからケーキじゃ釣れないな。｣
パンダの意見は最もで、駅前のケーキか有名ケーキ店の限定スイーツかと思考を張り巡らせていた伏黒は肩を落とした。
｢……はぁ……｣
｢とりあえずまぁ……ほっぺた冷やしいく？｣
｢………冷やす。｣
｢ついでに頭冷やしてこい。｣
このボケ。と釘崎に暴言を吐かれても何も言い返せない。重たい足取りで医務室に向かう伏黒と、それにつきそう虎杖。
｢………なぁ虎杖。｣
｢え、な、なに？｣
｢……………俺嫌われたか？｣
｢いやぁ…………ちょっと俺にはわからんと言いますか…………でもさ、Aも話せばわかってくれるって！｣
｢……だといいんだけどな………｣
大きくため息をつき、どうやって謝ろうかと考えながら医務室の扉を開けた。
その後、たまたまそこにいた五条と夏油に大笑いされたのはまた別の話。
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名無し88832号(プロフ) - 告白して結ばれたからそろそろ完結かな？ってめちゃくちゃ心配してましたが続編まだあるようでとても嬉しいです！！！！番外編も楽しみです(*^^*) (2021年6月12日 2時) (
レス) id: d28695a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 遂に告ったぁぁぁー！！！告白の仕方がいい！！好き。 (2021年6月11日 23時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 33は何処へ？！？！？！ (2021年6月11日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - 娘ちゃんと恵くんのデート、ニヤけちゃうwww続きが気になるぅ！！！！ (2021年6月11日 8時) (レス) id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 娘ちゃんと恵のデート回!!待ってました!!!!(嬉泣)陰からこっそりニヤニヤしながら覗かせて頂きます!!!!笑 (2021年6月9日 19時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年5月28日 0時
