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「はぁーーーー???伏黒先輩マジありえないんだが。」

「それ、ほんとに恵くんが……?」

「マジモンのまじだよ……!」





目に涙を浮かべて机にうつ伏せるAと肩を組み、よしよしと何度も頭を撫でる南野。





「確かに最近太ったよ……太ったけどぉ……!」

「Aちゃんは痩せてんだからちょっとやそっと太ったって大して変わんないんだから気にすんな!」

「にしても随分ストレートに……」

「伏黒先輩まじのやらかし案件だわ。」

「うぅ〜〜〜〜……………」

「そだ、今からお菓子食べない?ダイエットは明日から!今日は愚痴パーしよ!」

「私の部屋にこの前地方任務に行った時のお菓子たくさんありますよ!」

「うちの部屋にもいっぱいあるから取りに行こ!Aちゃんここで待ってな〜」





2人は早足で教室を出ていくと寮へと向かった。二人のいなくなった教室で、Aは大きくため息をついた。確かに太ったが、そんなハッキリ重いと言わなくてもいいだろうに。





「はぁ〜〜〜〜……………くそウニ頭。」

「誰がウニだ。」





聞きなれた声にガバッと顔を上げると、呆れたような顔で入口に寄りかかる伏黒の姿があった。





「おっ、、まえ………そんな涙目になるほどの事かよ………」

「……ふん。」





拗ねたように顔を背けると、また机にうつ伏せる。腕でぎゅっと顔を覆いぐりぐりと腕に顔をすり寄せる。そんな彼女の隣に近づくと、ちょうど同じ目線くらいまでしゃがむ。





「………なぁ、悪かった。」

「………………」

「………別に、なんか悪い意味で言ったわけじゃなくてだな……お前細すぎるから、心配だったんだよ。だから少し体重が増えてよかったなって話で………でも、女に体型の話はどんな相手でも禁句だった。俺が軽率だったと思う。だから機嫌治せ。」





あまりにも申し訳なさそうにそういうものだから、腕の隙間からちらっと彼を見る。まるで捨てられた子犬のように眉を下げこちらを見ていた。

その様子がなんとも可愛くて、なんだか怒る気力もなくなってしまった。

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名無し88832号(プロフ) - 告白して結ばれたからそろそろ完結かな?ってめちゃくちゃ心配してましたが続編まだあるようでとても嬉しいです!!!!番外編も楽しみです(*^^*) (2021年6月12日 2時) (レス) id: d28695a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 遂に告ったぁぁぁー!!!告白の仕方がいい!!好き。 (2021年6月11日 23時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 33は何処へ?!?!?! (2021年6月11日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - 娘ちゃんと恵くんのデート、ニヤけちゃうwww続きが気になるぅ!!!! (2021年6月11日 8時) (レス) id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 娘ちゃんと恵のデート回!!待ってました!!!!(嬉泣)陰からこっそりニヤニヤしながら覗かせて頂きます!!!!笑 (2021年6月9日 19時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年5月28日 0時

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