らくだい魔女の恋物語4 (ページ27)

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ビアンカの作戦ページ27

～ビアンカ～

フ｢すー、すー」

カ｢あらぁ、フウカちゃんねちゃったわぁ。」

ビ｢ほんとだ。

　かわいい。」

フウカちゃんは幸せそうに笑って眠っていた。

フウカちゃんって恋したらこんなに幸せそうに

眠るんだ…

でもフウカちゃんにはもっと幸せになってほし

いなぁ。

そのためにはちーくんとうまくやってもらわな

きゃね♪

よし！

ビ｢カリンちゃん。」

カ｢なぁに？」

ビ｢コソコソ…」

カ｢良いわねぇ！」

ビ｢じゃあさっそく行くよ！」

カ｢オーーーーーーーーーー！」

コンコンコン…

わたしはとなりの男子部屋のドアをノックする

カイ｢はぁ～い。

　あ、カリンどうしたの？」

カイくんは相変わらずカリンちゃんにデレデレ

ビ｢はいはい、イチャイチャは後でいいから。

　ちーくんいる？」

チ｢あ、オレ？」

カ｢ええ。」

ビ｢フウカちゃんと付き合い始めたでしょ～？」

チ｢おま、なんでそんなこと…///」

ビ｢ねー、ねー、どうやって告白したの？」

チ｢えっと…///」

ビ｢なになに～？」

カ｢ちょっとビアンカちゃん目的はそんなこと

　じゃないでしょう？」

カリンちゃんに言われてハッと気がつく。

ビ｢あ、ごめん、ごめん。」

カ｢チトセくん、フウカちゃんとうまくやりたい

　んでしょ？」

チ｢お、おう…」

ビ｢そのためにね、わたしたち作戦練ってきたの

　感謝しなさいよね！」

わたしが自慢げに言うと…

チ｢どうせビアンカが考えたことだ。

　ろくでもないことなんだろ？」

ビ｢はぁ！？」

カ｢ち、ちがうのよぉ、チトセくん。

　まぁ、聞いてあげてぇ」

チ｢…」

ビ｢つまりね、今日の夜は星がきれいって

　言うから…」

わたしは、作戦をちーくんに話して協力しても

らうことにした。

まあ、どっちかというと、協力してあげるって

カンジだけど…

それじゃあがんばるわよ！

待っててね、フウカちゃん♡

　

　