鋭敏な星#6 ページ6
「ジョセフ、まだ着かないの？」
多分この時の私は相当焦っていたのだろう、ジョセフにきつめの口調で話しかけた。
ジョセ「もう少し待てよ。それにしたってAチャンがそんな怖ぁい顔してるの久しぶりねン。じいさんのこと心配か？」
怖い顔？何が？？
「私が心配したら変？」
ジョセ「いいやぁ？別にィ〜？」
「語尾いちいち伸ばさないでよ」
ジョセフの言動一つ一つに腹を立てている自分に呆れる。ジョセフ多分私のことを落ち着かせようと話し掛けているのだろう。
そんな私にジョセフは笑って頭をクシャりと撫でる。
ジョセ「大丈夫だってA。あのじいさんがこんな事で死ぬと思うか？俺は思わないね」
彼なりの気遣いなのだろう。全くジョナサンと言い不器用な男だ。
「ありがとうジョセフ、私は大丈夫だから行こう」
ジョセ「お、おう」
「それにしたって私に触れるんだったもんね、ジョセフは」
なんでジョセフだけなんだよ。因果すぎるだろ。
ジョセ「何か俺だけってすげえ特別感あるよな、へへ」
「・・・ジョセフ、アンタ本当にジョナサンの孫だよ」
ジョセフの照れる顔はジョナサンのそれと似ていた。
ジョセ「なんか言った〜？」
「何もないってば」
ジョースターの周りはホワホワする。これだから傍に居ることを止められないんだ。本当に奇妙な因果だとつくづく思う。
ジョナサン、分かったよ。貴方は、「泥」を見たんだね。きっと他の人に「星」を見せて。
目的地はもうすぐ、柱の男と出会うのも間近。
続く (更新停止中)
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てと - 連載読ませて頂いております！これからも頑張ってください 更新楽しみにしてます!!!! (2019年5月30日 18時) (
レス) id: f0c5261748 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ子(プロフ) - 神奈さん» ありがとうございます！話の方向性が怪しかったのですがそう仰って頂けるのは何よりです！！ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
神奈(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました！頑張ってください^ ^ (2019年5月7日 18時) (レス) id: 52ff0406e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ子 | 作成日時：2019年2月24日 3時
