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Dependence*23 ページ23

急いで階段を降りて、下駄箱へ向かう


誰にも会いたくない。

会ったら、この真っ赤な顔を見られてしまう







そんなこと思ってるから



「あれ、A…まだ居たの?」





「まふっっ…」



丁度下駄箱に来たような、まふに会ってしまった。



ああ!なんていう
バッドタイミング!!


「A熱あるの?顔赤くない??」



心配そうな顔をしてこちらへ向かってくる



やばいやばいやばい


こんな状態の私がまふに近づけば


何か言われた時に

変なことを言ってしまいそう



「にゃっにゃっ、大丈夫!!」



慌てて、近づいてきたまふから離れた



「何…にゃにゃって…」



口元に笑みを浮かべて、


変なA〜なんて言ったまふ



「えっと、ほら、私買い物頼まれてたから急いで帰るね!!」



とりあえず、まふから離れて

焦ってる私がバレないように…と思っているのに




「え?重いでしょう??僕が手伝ってあげる!!」



飛び切りの笑顔をキラキラっという効果音と共に振りまいて



また私に近づく。



「いや!!私怪力だから!!」


どうにかして私を1人にしてくれと思うのに



「え〜嘘だ〜。A、先生に頼まれたの僕と一緒に運んでたじゃんか」





そう言われた瞬間



そらる先輩と会った日のことを思い出した。



ああああっ!!またそらる先輩のこと頭に浮かんだ。



やだ!!
どうしよう…


そもそも買い物しないといけないなんて嘘を言った自分が悪いのだが




焦れば焦るほど


口から嘘が出て来る気がした。




「A、何を隠してるのかなぁ??」


流石に怪しいとバレてしまったのだろう



まふの目はニコニコしてるのに
口が笑ってない



「ひぃっ…隠してないよ!!」


「嘘はだめだよ〜A」

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Rmd(プロフ) - ゆず☆(サブ)さん» 全部読んでくださりとても嬉しいです!!まだまだ未熟者ですが、これからも面白いと思っていただけるように書いていきますので、よろしくお願い致します! (2019年2月19日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず☆(サブ)(プロフ) - これであなたの作品全部読み終わった!!面白かったです!! (2019年2月18日 22時) (レス) id: 7b6e4089f1 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - ねこまふさん» ねこまふさん、お久しぶりです(^^)これからも沢山、ねこまふパワーで頑張っていきます!!いつもコメントをありがとうございました!! (2019年1月4日 20時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまふ - すいません、ぜんぜん見えなかったです!今読んで正直終わって欲しくない!これからも見させてもらいます!頑張ってください!応援します!ねこまふパワーでね! (2019年1月4日 20時) (レス) id: 5eb9c76dde (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - めいさん» あけおめです!!楽しく見ていただけてとても嬉しいです!面白かったと言っていただけて書いててよかったなと思いました(^^)これからも頑張ります!! (2019年1月3日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rmd | 作成日時:2018年12月19日 21時

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