君を探してた ページ20
優斗side
『…優斗？』
そう聞いた時、携帯を落としそうになった。
倉｢おーい？｣
元｢優斗、誰からだった？｣
知らない番号からで出ようか迷ってたのに
まさか…瑞稀が？
｢ごめん、元太。
俺今日サボるから、宮近くん達に言っといて！｣
後ろで何やら叫んでる2人を置いて
荷物を持ち、そのまま駆け出す。
｢もしもしっ、そうやん！｣
『…あ、はい？』
｢今どこ！？｣
『井上先輩に言われて、大学に向かってるけど…』
｢今、俺も向かってるから…っ、
制服だよね？｣
『そうだけど、それだけで分かるの？
顔とか分からないでしょ』
｢分かるよ｣
何でか分からないけど、絶対分かる
そんな気がするから大丈夫。
すれ違う人に驚いた顔をされながら、それでも足を止めることなく走り続ける。
しばらくすると、広いキャンパスを走り抜け、歩道に出た。
｢今、どこ？｣
『えーと……あ、大学見えてきた!』
｢見つけた!!｣
少し離れた所に、耳に携帯を当てながら歩いてる制服の子がいる。
俺に気付くと、軽く手を振ってくるのが可愛いなーと思った。
待てよ…あれ、男なのになんで可愛い？
相手は男子高校生だし、可憐な女の子じゃないのにおかしいよな？って考えながら、駆け寄る。
｢そうやんっ！｣
蒼｢お、優斗…だよね。
そんな急がなくても、っ！？｣
｢会いたかった｣
会えたことが嬉しくて、道のど真ん中にも関わらず衝動的に抱きついてしまった。
そうやんが困惑してるのが分かるけど、離したらいなくなってしまいそうで
道行く人が何事かと見てくるのも構わず、しばらくそのままでいた。
蒼｢ゆ、優斗…、目立ってるから
っ、そろそろ離して！｣
｢いなくならない？｣
蒼｢ならない。
だから離して！｣
渋々解放すると、顔を真っ赤にしたそうやんが
顔を手で扇ぎながら 歩き出すのについていく。
照れてるところも可愛いな、なんて密かに思ったけど怒られそうだから、口には出さない(笑)
蒼｢これからどこ行く？｣
とりあえず近くの店かな〜
そんなことを呟きながら、どんどん歩いていくそうやんの手を掴む。
｢前に言ったでしょ。
逃げてみる？って｣
ーねえ、返事を聞かせてよ。
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中月さん(プロフ) - 桃さん» レス遅れてすみません、ありがとうございます。結末はまだ分からない状況ですが気長にお待ちください！ (2018年10月17日 11時) (
レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - はじめまして！私は瑞稀担ではしみずが好きなのですが、このお話が1番好きです！ゆとそやにこれからはしみずがどのように絡んでくるのか今からとてもワクワクしています。これからも頑張ってください！ (2018年10月8日 19時) (レス) id: ea97869320 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 空さん» いえ、コメントありがとうございます!!スランプで思うように書けなくて悩んでいたので凄く嬉しく思います。拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします♪ (2018年8月28日 23時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
空 - はじめまして。私はまだ最近好きになったばかりでにわかと言われるほどの初心者ですがこのお話がすごく大好きです。上から目線みたいな言い方になってしまうかもしれませんが更新頑張って下さい。楽しみにしてます。 (2018年8月28日 23時) (レス) id: b4361413e4 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 花*花さん» ありがとうございます、そういってコメントは嬉しいです!楽しみに待っていてくださいね！ (2018年8月3日 20時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
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