マイクの管理人さんの違法マイク狩り

８本目 ページ9

一郎「いたあああああああああああああああああああああ！！！！」





この声は…。






『あー、一郎だ〜。』




周りにいる人たちは…噂の二郎君と三郎君かな？





『クレープ食べに来たの？』


一郎「食うか！！」







髪ぐしゃぐしゃにされた。



乱数に会うからちゃんとまとめたのに…。




帝統「こいつら…イケブクロディビジョンの奴らか…？」


乱数「うん！ひっさしぶりー！一郎！」




乱数が能天気に一郎に抱き着きに行く。




一郎「おう、乱数。…いや俺は今日はこいつに用があったんだよ。A借りてくぞ。」




一郎に腕を引っ張られてどこかに連れていかれる。




わー、誘拐だー。





そう思ったら



乱数「だめー！Aは今僕とデート中！！」


乱数にも腕を引っ張られる。




さすが成人男子、意外と力強い。




いや強い。






強すぎるわ！！





『いたいいたいいたい。』





私が顔をゆがめると二人とも同時に手を放す。




一気に引っ張る力がなくなったらあとは倒れるだけ。




バランスを崩した私の体は頭から後ろに。





三郎「おっと…大丈夫ですか？」





一郎…じゃないな。目の色が違う。




ええーっと緑と青は…



『二郎君か！』



三郎「低能と一緒にすんな！」





『へ？』




急に怒鳴られた。





一郎「悪いA、こいつら目の色だけ逆なんだよ。」



『そうなの？』




ごめん、それとありがとう。というと三郎君はぷいっとそっぽを向いてしまった。





『あらら。』




三郎「いちにい、本当にこの人が国家公務員なんですか？そんな雰囲気じゃないですけど。」




三郎君可愛い顔して意外とひどい。





一郎「三郎、なめちゃいけねえぞ。こいつはちゃんとした公務員だ。」





『そうだよ〜。』




帝統「お前がそんな雰囲気だからあいつもそう言ってんだろ。」



『帝統よりふわふわしてないし！』





むーっ！と二人でにらみ合うと




二郎「なーなー、本当にお前が違法マイク狩りしてんの？」




二郎君が私を覗き込んできた。


帽子のツバ当たる。




乱数「あー、噂の奴ねぇ。A最近うまく行ってんの？」



帝統と乱数はうなずく。



『上手くいってるよ。昨日３本回収した。』




一郎「まてまてまて、なんでお前ら知ってんだよ。」




一郎がまた私の頬をぷにぷにする。



肉をもむな。




あーもう…。






『みんなファミレス行くよ！』

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

二郎のキャップ

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