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#19 おいしい仕事 ページ20

「まさかこんなおいしい仕事がくるとはね〜♪
Aちゃん、頑張っちゃうよ〜。」

左之)「間違って隊士を殺すなよ。」

私の言葉に、左之が笑いながらそう言う。

「大丈夫だって!それじゃ・・・ひと暴れといきますか。」

左之)「おう。援護、頼むぜ。」

「任せといて!」

私たちはそういって、公家御門へと飛び込んだ。

左之)「いいか!長州の奴らは一人も逃がすな!!」

左之の言葉に、隊士たちは長州の奴らを追いかける。

私は塀に上がり、上から敵を探す。

「みーっけ。」

一人、長州の藩士が逃げようとしているのを見つけ

私は藩士の後ろに立った。

「仲間を見捨てて逃げようなんてねー。
そんなことしようとするから、私に見つかるんだよ。」

藩士)「ひっ・・・ひぃー!!」

私はニッコリ笑って、クナイを突き刺す。

藩士は奇声を上げながら、その場に倒れた。

「仲間は大切だよー。」

私はそういい残し、再び塀の上へ戻る。

ざっと辺りを見回すと、今度は新選組の隊士と

左之が戦っているのが見えた。

その後ろから長州の藩士が近寄ってきている。

「不意打ちしようってか。」

私はすごい速さで走り出し、左之の後ろにいた藩士に向かって

クナイや手裏剣を投げた。

藩士)「がっ!」

どうやら急所に当たったらしく、藩士はその場に崩れ落ちる。

左之)「悪いなだんご!!助かったぜ!」

「いえいえ〜」

その後私は塀の上から左之を援護し

一時間ほどして戦いは終わった。











歳三のほうは間に合わなかったらしく

長州の残党は天王山で果てていたそう。


さらに逃げ延びた者が市中に火を放ち

民家や寺院は焼失し、町はひどいありさまとなっていた。

祇園会の山鉾も失われてしまった。

この後、長州は御所に発砲したことを理由に

朝廷に歯向かう逆賊とされる。


この事件が後に「禁門の変」と呼ばれた。

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奈智(プロフ) - 刹那さん» なんと嬉しいお言葉!!全然神じゃないですよ。でも、ありがとうございます! (2012年4月23日 22時) (レス) id: 2ade8b55b3 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 神ってます。w (2012年4月23日 21時) (レス) id: 7528815b55 (このIDを非表示/違反報告)
奈智(プロフ) - トリュフさん:気に入っていただけてよかったです!頑張ります☆ (2012年3月24日 18時) (レス) id: b3e6fc6097 (このIDを非表示/違反報告)
トリュフ(プロフ) - こういうカップル可愛くて好きです♪ 更新頑張ってください!! (2012年3月24日 17時) (携帯から) (レス) id: b9cdd8fb73 (このIDを非表示/違反報告)
奈智(プロフ) - レインさん:投票ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです♪頑張ります☆ (2012年3月21日 22時) (レス) id: a230726b7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈智 | 作成日時:2012年3月10日 16時

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