とんでもない事 ページ25
コートが目の前にある。
この緊張、
久しぶりだ。
赤「A!」
「赤葦?・・・・・あっ!」
そう言えば赤葦にも兄貴にも何も伝えずに来てしまった。
「ごめん!そっちの仕事放り出して来ちゃった!本当ごめん!」
赤葦に手を合わせる。
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赤葦がため息をついた。
怒られる。
そう思って目をギュッと瞑った。
すると、
頭に微かな重みがのしかかった。
目を開けると
優しい笑みを浮かべた赤葦がいた。
赤「よかった。またなんかあったのか心配した。」
そう言って赤葦は私の頭をポンポンと叩いた。
赤「Aのバレー、見たい。Aがどんなスパイカーか知りたい。」
赤「そのユニホーム。すごく似合ってる。」
顔に熱が集中する。
見られないよう少しうつむく。
胸がドキドキする。
頬が熱い。
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赤「じゃあ、俺戻るな。仕事はマネ先輩達が片付けてくれたから。」
赤葦は私の髪をクシャッと掴んでからコートに歩いていった。
なんだか負けた気分。
ちょっと気に食わなかった私は赤葦にとんでもない事を言った。
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「赤葦!赤葦もユニホーム似合ってる!」
「赤葦のそう言う優しい所
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好きだから!!」
その言葉に赤葦は少し立ち止まる。
だけど、すぐ早足で歩いて行ってしまった。
紅「青春ですなー。」
あかねの冷やかしも一切耳に入らず、ただただ自分の顔に集まる熱を感じることしかできなかった。
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赤葦siad
黒「赤葦〜、顔赤いぜ〜。照れてんのか〜。いいなー。あんな美人に好きとか言われちやって。」
木兎「へいへいへーい!赤葦!Aは渡さないからな!」
木、猿、小「イケメン爆発しろー!!」
やばい、顔熱い。
胸が酷くドキドキしていた。
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rye(プロフ) - 26ページ目のとこでスポーツやってる人は爪を長く伸ばせませんし、ネイルもできませんよ (2019年1月30日 11時) (レス) id: 2ff1dabc30 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 訂正します!お褒めの言葉ありがとうございます! (2018年12月14日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - 夢主ちゃん可愛い!赤葦くん頑張れ!!…タイトル【復活】冒頭ですが夢主の名前が「木兎」ではなく「如月」になってました。 (2018年12月12日 18時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
サナ - すいません。ありがとうございます!! (2018年11月30日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - 「もういやだ。1」の赤葦くんのセリフ「…『烏野』です。今日は〜」ではなく「…『梟谷』です。今日は〜」ではないですか? (2018年11月29日 20時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サナ | 作成日時:2018年11月18日 21時