【色々な物語。】春猫の愛の展覧会。

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『…でも、引っ越し手続き済ませちゃったし……』
ロナルド｢ああああ、そりゃそうですよね！！


…俺、これでも吸血鬼退治人してるロナルドと言います。

困った時は俺の事務所……
あーーー、いや電話番号も教えておきます。
貴女はここに来るまでも吸血鬼に襲われそうですから。｣
『わーーー、ありがとうございます！
私、夢女と言います。気軽に夢女と呼んでください！』



ドラルク｢ロナルドくん！！
ぜひとも彼女とは仲良くして血を少し分けてもらってね！！｣
ロナルド｢バカ砂！！
そのために声かけたんじゃねーわ！！｣


『……よければ吸います？』
ロナルド.ドラルク｢｢え？？｣｣
『あーでも首は汗かいてるんで、指でもいいですか？』

ドラルク｢え？あ、はい。｣
ロナルド｢了承すんな！！！｣



ドラルク｢ジョン、ロナルドくんを止めててくれ。｣
ジョン｢ヌーー！｣
ロナルド｢あっ待ってジョン！
あいつを止めなきゃジョーーーン！！！｣モフモフ


ドラルク｢それではいただきます。｣かぱ。


ドラルク｢……｣
『……？』


ドラ公はいつまでも経っても口開けたままで噛み付く様子がない。
…どうした？






ドラルク｢久しぶりの吸血だから恥ずかしいのでまた今度！！！｣
ロナルド｢……何しに来たんだ、アイツ。｣

クソ砂はそのまま俺からジョンを取って走っていった。




ロナルド｢…えーと、うちのがすみません。｣
『いえ。
…楽しそうな事務所そうですね！』
ロナルド｢それはそうで…すね。｣

変な吸血鬼ばっかだけど。



『…またお邪魔します。
……依頼とかじゃなくてもお話しに行ってもいいですか？』
ロナルド｢はっはい！
勿論！！｣



……

《と、ここから始まる吸血鬼たちとの物語。
ここまではただの序章ですぎない。

ここからはハイライトでお送りいたします。》





ヒナイチ｢…くっ
(…無事に吸血鬼を倒したのはいいものの、足をくじいてしまった。
…なんとかして本部に戻れればいいが…)｣

『…大丈夫ですか？』
ヒナイチ｢あっ、ああ！！
心配ない。もう夜は遅い早く帰った方がいい。｣

『…でも、足引きずってますよね？』
ヒナイチ｢ぐう。｣


『あの…私が治しましょうか？』
ヒナイチ｢へ？治すってーーーー｣



_____チュウ。

ヒナイチ｢……な｣
『急にキスしてしまってごめんなさい。
…私、人間なんですけど吸血鬼から血を渡す取引でキスすると怪我が治る能力をもらってまして…』





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