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ﾚｲ｢なぁ、お前。
死にたいと思っていい顔なんかできんのかよ？｣
ﾚｲ｢……。｣
ｻﾞｯｸ｢ﾁｯ、
テメェのその死んだ顔見てるとただいいように使われるだけだった、昔の俺を思い出してイライラすんだよ…っ！｣
ｻﾞｯｸ｢つまんねぇよ。
お人形さんに道具にされるのは。｣
いつ、私がザックを道具とかて扱ったの？
…私が、なにかしたの？
ｻﾞｯｸ｢___でもな、今はあの女の思うがままになってやる気はねぇ。｣
ﾚｲ｢……え？｣
手から取られた注射器。
ｻﾞｯｸ｢ここから出んのが先だ。
(___俺はこいつの道具じゃない。
あの女の言いなりにもならない。
俺は、
俺だ____…)｣
ｻﾞｯｸ｢だから、お前のいいように使われてやるよ。｣
ザックは自分の腕に二本の注射器を近づける。
ﾚｲ｢それ、私の｣
ｻﾞｯｸ｢うるせぇ！
よっぽど危ねぇ薬みてぇだけどよぉ。
でも毒じゃねえんだろ？
これで俺が死ぬならテメェなんかすぐ死んじまうってことだ。
なら、俺が打つ方がよっぽどマシだ。｣
ﾚｲ｢……待って！｣
ｻﾞｯｸ｢待たねぇよ。｣
ザックは自分の腕に注射器を打った。
ｻﾞｯｸ｢(あいつは…あいつは……
俺を道具として見てないのかもしれない。)｣
"ｻﾞｯｸ｢…テメェは怖くないのか。｣
『…怖くないと言ったら嘘です。
でも、あなたは本当は優しいですよね。』
ｻﾞｯｸ｢はぁ？俺が？
テメェ、頭おかしいんじゃ…｣
『さっきの墓を壊す時だって私を起こしてくれようとしてくれたんでしょう？
人を殺すときじゃないあなたは怖くない。』"
ｻﾞｯｸ｢(あいつは…俺をちゃんと……
俺は俺として見てくれているかもしれない…
お前…夢女だけには……ちゃんと俺を……)｣
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春猫(プロフ) - もちもちさん» もちもちさん、コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年11月14日 20時) (
レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 面白いです！これからも投稿頑張って下さい！ (2020年11月14日 17時) (レス) id: 605db3ee9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年11月11日 7時
