【仮面ライダー電王】街を守るヒーローに愛された際の注意事項。2 (ページ5)

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…

『絶・賛、迷子！！』

どこだここ！！

…尾崎side.

僕は病院について、良太郎くんの部屋を探す。

野上良太郎。よし、ここだな。

ｶﾞﾗｯ

尾崎｢ﾊｧｯ…ﾊｯ…良太郎くん大丈夫かい！？
聞いてあせ…｣

僕は部屋に入って、ビックリした。

看護師A｢はい、あーん♡｣
良太郎？｢あーん。｣
A｢おいし？｣
良太郎？｢うん。｣
B｢欲しいものがあるなら特別に許可するけど？｣
良太郎？｢欲しいもの？
うーん……愛、かな？｣
A｢やぁだぁ～♡｣

尾崎｢……｣

な、んだこれ…？
良太郎くんの周りに10人ぐらいの看護師が集まってる……

C｢こりゃ、あんたたち！！｣ﾄﾞﾝｯ
尾崎｢ｯ！？｣

い、たたた……
後ろから来た看護師に押されたぁ…
っていうか夢女ちゃんは？

…

『やっぱりあの二人と一緒に行った方がよかったなあ。』

まだ迷子である。

…

C｢一体なにしてんのぉ！！
ほら、さっさと仕事に戻る！！はい、患者さんはベッド！ほら、早く戻る！

も～、あんたもね。病院は怪我を治すとこで…｣ｷﾞｭｯ

良太郎？｢すみません。あまりにも1人でいるのが心細くて…あなたの手、握ってると安心するな。
一昨年亡くなった姉といるみたいで…たった一人の家族だった姉と……｣
C｢まぁ～、うん、うん。いいのよ、うん。いっぱい甘えていいからね、うん。……ｸﾞｽｯ…｣
｢｢｢…ｽﾞｯ……｣｣｣

み、みんな泣いてる！！？
というか姉って愛理さんと他にいたの！？

尾崎｢……｣ﾄﾝﾄﾝ

僕は良太郎くんに近づき、肩を叩いた。

尾崎｢えっと、君…良太郎くんじゃ……｣
良太郎？｢ｼｰｰ。気をつけた方がいいよ？
言葉の裏には針千本、千の偽り万の嘘。それでもいいなら、僕に釣られてみる？｣

……

ﾓﾓﾀﾛｽ｢～～～いぃ～ｯ、やられた！！｣
ﾊﾅ｢どうしたの！？｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢乗っ取られたんだよ、イマジンに！｣
ﾊﾅ｢えっ…｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢やっぱりさっきのは勘違いじゃなかったんだよ！…まさか良太郎に憑くなんてよ……
俺がいるって分かるだろうが！！！｣
ﾅｵﾐ｢1人に2人が憑くなんてあるんですね！｣
ﾊﾅ｢そんなことしたってメリットないのに…なんで？

…モモ！今、良太郎どこ！？｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢乗っ取られちまって分かんねえんだよ。良太郎は気を失ってるし…けど絶てぇ追い出してやる…！！ふぅ～～～んｯ！！｣

ﾊﾅ｢良太郎…本当にどこまで運が悪いわけ…？｣

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