【仮面ライダー電王】街を守るヒーローに愛された際の注意事項。2 (ページ13)

今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:18,953 hit

. ページ13

.

良太郎｢ハナさん…僕、特異点についてずっと聞き忘れてるんだけど…｣
ﾊﾅ｢今度、ゆっくり話すよ。とりあえず今は、逃げたイマジン追わなきゃ。良太郎は休んで体力回復してて？｣
良太郎｢一人で平気？｣
ﾊﾅ｢イマジン見つけたら連絡するから。
…あの襲われた男の子が手がかりになるかも。｣

『なら私も行くよ。』
ﾊﾅ｢本当？ありがとう！｣

ｳﾗﾀﾛｽ｢危険な目にあったら、僕が助けてあげるからね？夢女ちゃん♡｣
『絶ッ対、嫌！！
それならモモタロスに頼る！』
ﾓﾓﾀﾛｽ｢だとよ！！残念だったな、カメ野郎。｣
ｳﾗﾀﾛｽ｢……。｣

…慶西総合病院

『探すって言ってもなあ…こんな大きい病院じゃ探すにも探せないよねえ…』
ﾊﾅ｢まあね…｣

…大輝side.

ｺﾝｺﾝ。

オレが寝たフリをしているとドアからノックが聞こえた。

｢大輝くん！一緒のお部屋でお願いね！｣

誰かが運ばれてきたみたいだ。

敦…祐介……！？

…

｢へいへい、いけぇ、実！｣
｢へい、パス！！｣
｢いけいけ！！｣

ｲﾏｼﾞﾝ｢…はぁあぁあ！｣ｼｭﾙｯ

｢うわぁあぁ！！｣
｢わぁあぁ！？｣

｢｢…うわぁあぁあ！！｣｣

…

ｳﾗﾀﾛｽ｢ふぅーん…案外…｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢なんだよ。｣
ｳﾗﾀﾛｽ｢静かすぎるというか、暇すぎるというか。｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢おい、言っとくが。お前がいなきゃ、楽しい電車なんだよ！｣
ｳﾗﾀﾛｽ｢はぁ、そういうなって。｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢ふんっ。｣

ｳﾗﾀﾛｽ｢僕はね、あの時の砂の中にいたんだ。一人ぼっちで何年も何年も。時の砂の中を彷徨ってた…
いつか、あの電車に乗るんだって決めて…砂の味しかしない唇を噛み締めて…｣

ﾓﾓﾀﾛｽ｢お、お前ｯ…ｸﾞｽｯ。｣
良太郎｢……｣
ﾅｵﾐ｢……｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢うぅっ！｣

ｳﾗﾀﾛｽ｢ようやく手に入れたんだ、自由を。｣

…大輝side.

"ｲﾏｼﾞﾝ｢お前望みを言え。どんな望みを叶えてやろう。｣"

本当に…怪物が敦たちを……

｢大輝、大変！サッカーチームが全員怪我を、怪物に襲われたんだって…！まさかね…｣

本当だったんだ…本当に怪物がやったんだ…

ﾊﾅ｢その話、詳しく聞かせてください！｣
『どんな小さいことでもいいです。』
｢あなた達は…｣

｢実、実ぅ…しっかりして！｣

実…！？
オレはいても立ってもいられず、病院から逃げた。

｢大輝！！？｣

.