伍 ページ7
司side
「お次は、鍛刀をやってもらいます!鍛刀は、しばらくは皆様の近侍になりますので、そのつもりで顕現させてください!」
「きんじ?」
「近くの侍と書いて近侍だから、僕達の近くにいてくれる刀剣男士のことかな?」
「その通りです!」
「ほう。では、次はオレがこの本丸に相応しい刀剣男士を顕現させてやるっ!!」
「いえ、こちらは、それぞれで刀剣男士を顕現してもらいます。」
「それぞれってことは…鍛刀を4回するってこと?」
「はい!」
「わ〜!とっても賑やかになりそうだね!」
つまり、それぞれがそれぞれの刀剣男士を顕現させ…待てよ?
もしや、えむが顕現させたら…
えむ「わんだほーい!!」
えむが顕現させた刀剣男士「キャハッ♪ワンダホーイ!」
話を聞かん奴が増えるのでは!?
な、なら寧々が顕現させたら…
寧々「………コンプリート」
寧々が顕現させた刀剣男士「オールパーフェクト」
ゲーム廃人が増えるな……
…!?るっ、類が一番危ないぞ!!
類「司くんっ!本丸を一望してみないかいっ!?」
類が顕現させた刀剣男士「主っ!逃げないでくださいよっ!」
「ぬわーーーーっ!!!!??」
嫌な展開にしかならんっ!!!
「こ、こんのすけ…これは、オレが代表して…」
しかし、そんなオレの願いも叶わず…、
「行っくよ〜…、刀剣男士、顕現〜!!」
「なっ、いつの間にっ…おわっ!?」
えむが既に札を持ち、刀剣男士を顕現させていた。
そこにいたのは、灰色の髪を長く伸ばし、山にいる天狗のような格好をした小さな刀剣男士だった。
「ぼくは、今剣!よしつねこうのまもりがたななんですよ!どうだ!すごいでしょう!」
…なんとなくわかった
コイツ、えむ似だ!!!
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いお - すごく面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年2月28日 20時) (レス) id: d21d734efb (このIDを非表示/違反報告)
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