楽園 ページ50
｢茨のばか。ばーか！次あんなことしたら許さないから！･･･これからも友達でいよう。｣
Aは七種の頬を摘んだ。
それでも、七種の表情は暗いままだった。
それを見かねた巴が話に入った。
｢毒蛇から話は聞いたね。･･･本当に申し訳なく思っているね。同じEdenとして、僕も君に謝りたいね。｣
｢はぁ、コイツがこんなにしょぼくれてるの見るの初めてで気持ち悪いっすね。俺からも謝ります。A先輩、迷惑かけてすみません。｣
｢･･･A。私たち4人は、いつでも君のために動こう。迷惑をかけた分、君のために働きたい。･･･ね？茨。責任をもって、これからはAの支えになるために生きよう。｣
Aは、3人の謝罪に驚いた。
それは七種も同じで、目を見開いていた。
｢･･･自分、こんな最低野郎なのに、ユニットのメンバーにはとても恵まれていたようですね。･･･Aさん、本当に申し訳ありませんでした。貴方のためにもっと上を目指し、いつでも貴方の助けになるよう生きます。｣
七種は真っ直ぐAの目を見て言った。
｢んぇ〜、Eden重いよ！･･･心強いなぁ、ほんとに。｣
Aは笑った。
｢そろそろ、僕のAを返してもらってもいいかね？｣
Aは突然後ろから肩を引かれ驚いた。
｢おやおや、誰かと思ったら、僕らに敗れた夢ノ咲の元帝王だね。｣
｢ふん、今はAの彼氏なのだよ。｣
｢ちょっ、宗くん！！｣
巴はガバっ、と顔を上げて声を荒らげた
｢えぇ！？それ本当なんだね？Aちゃん！｣
｢マジすか･･･俺狙ってたのになぁ。｣
隣で漣も聞き逃せないことを言っていた。
｢おや、殿下もジュンもまだまだですねぇ。先日の合宿でのイチャつきようは誰が見ても恋人のそれだったでしょう？｣
嫌味たらしく言う七種に、Aはもう一度微笑みかけた。
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巣ガモ(プロフ) - お師さんのクロワッサンさん» お師さん好きの方にそう言って頂けて嬉しいです！コメントありがとうございます。 (2019年6月10日 7時) (
レス) id: b191e7971f (このIDを非表示/違反報告)
お師さんのクロワッサン - あ"あ"あ"！！！お師さん好きの私にはたまらない作品です！！！これからも応援してます！頑張ってください (2019年6月9日 22時) (レス) id: e5f344db99 (このIDを非表示/違反報告)
巣ガモ(プロフ) - るもいさん» ありがとうございます。コメント励みになります！ (2019年5月26日 14時) (レス) id: b191e7971f (このIDを非表示/違反報告)
るもい(プロフ) - とても内容がよくて、最初から一気読みしてしまいました！更新楽しみにしています！ (2019年5月26日 0時) (レス) id: c365e10257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巣ガモ | 作成日時：2019年5月20日 18時
