検索窓
今日:27 hit、昨日:0 hit、合計:2,032 hit

異「え…………皆、一体どうしt」炉「わわっ……倒れちゃった!?第50話ですっ」 ページ6

異「うーん……りーちゃん居ないなぁ」


さっきからりーちゃんの姿を捜して奔走しているんだけど、どうも見つからず。

炉「ですね………どこ行っちゃったんだろ、凛姉」

炉杏さんもやっぱり不安そうだ。ここは早く見つけてあげるべきでは…………って、アレ?


なんか今、皆の声がしたようなしてないような←


そう思い、辺りを見渡す。

見渡して、見えた光景。それは。


異「………あれって………!!」


見えたのは、案の定皆の姿。なんか、倉庫?空き家?みたいなとこから出てくるのが見えた。


異「皆!!」


僕は窓から顔を出して、大声で叫んだ。廊下を歩く人達に奇異の目で見られるが、気にしない。

でも。


異「…………え」


返事無し。

あれだけ人が居るわけだし、しかも何度も声を聞いている部員なのだ。いくらなんでも気付かない筈が……


僕は咄嗟に、校舎を飛び出していた。

†+†+†+†+†

異「うーん、確かこの辺だった気がすんだけどな……」

僕は、あの空き家っぽいのを目指して走っていた。

いつの間にか炉杏さんを置いてきていたが、それを気にしている余裕はなかった。

異「皆は?何処だ…………」

そう呟きながら再度辺りを見渡すと、皆の姿が見えた。


異「皆!!聞こえる?僕だよ!」


だが。


鴉「…………えっと、貴女、誰かしら?」


まるで僕のことを覚えてないとでも言うように、鴉杞姉が首を傾げ言う。


異「…………え、異月、だけど!?どうしたの皆」


混乱する僕。更にそれに追い討ちをかけるように、


薔「…………初めまして。ボク達今大事な偵察中だから、邪魔しないでくれる?」


薔汰も、僕のことを忘れてる……!?


他の皆も、こちらを怪訝そうに見つめてる。


僕は、絶望に苛まれ、舌を噛む。

何故、何故こんなことに!?


刹那、舌を強く噛みすぎたのか、頭がくらくらして、よろける。

後ろから足音が聞こえてくるが、その足音すら、だんだん聞こえなくなってきて。

僕は意識を、手放しそうになる。
その前に辛うじて、呟いた。


異「″カルトゲーム″」


そして、意識は飛んだ。

†+†+†+†+†

炉「異月さん!異月さん!?」

遅れて追い付いた私は、倒れている異月さんの肩を揺さぶる。だが、一向に起きる様子はなくて。

炉「……どうしよ……」

その時、異月さんが何かを言った。
よく聞こえなかったけど、確かに言った。


「″…………ぜってー許さない″」

と。

†+†+†+†+†

シリアス。ことりぱすっ

炉「第51話ですよー。」異「ちょ、それ僕の出番っ!」→←胡「第49話だそうですけど…」夜「ちょーっと成敗しようか?」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:華瀬咲來 & +琴凛.*♪ x他2人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年9月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。