異「あいつら、あまりにチート過ぎんだろ」薔「……それな」異「い、いつの間に!?……第58話っ」 ページ14
異「うぇぇぇぇぇぇ((」
混ぜすぎた抹茶を飲んでリバースしかけながら、僕は外に出ていた。
やっぱり、一人で外に出るのはつまんないなー
と思っていたら、何やら森のほうに、見覚えのある姿が入っていくのを見かけて。
異「薔t……!……そっか、忘れてるんだっけ」
中途半端にその姿の名前を叫んだ。
夜蜘蛛に記憶を消されてる筈だから、本来答えるはずがない、のに。
のに。
薔「……姉ちゃん……?」
薔汰は…………何故か僕を認識した。
異「え、薔汰、僕のことが分かるの?」
薔「わかるに決まってるじゃん。全く、姉ちゃんってば何言ってんのさ〜」
薔汰は、何事もなかったかのようにへらへら笑って言う。
…………おかしい。絶対おかしい。
異「っ………まさか」
夜蜘蛛の強固な筈の能力すらも破り、記憶を戻した人物。なんとなく、見当がついた。
コードネーム【
戦武の先輩(女子)で、鴉杞姉に昔聞いた話では、先輩と言っても年齢不詳で、留年をこれでもかという程してて、もしかしたらもう大人かもしれないし、とりあえず、訳のわからない人らしい。
で、樂螺先輩の一番訳のわからないところは、″神出鬼没、さらには、学園、寮にすら住んでいないのではないか″と言われている辺りだそう。
普通、寮に住まわないっていうのは規則上駄目だ。それにも関わらず、樂螺先輩は平然と、結界だとか云々関係無いよとでも言わんばかりに、学園内との交信を図っているそうだ。
たまに、学園の生徒に怪奇や幸運、はたまた衝撃を与えるらしいんだとか。イ ミ ワ カ ラ ナ イ
……そもそも、それを学園長が許した理由がまず分からない。意味不明。超イミフ。
でも学園内に居ないかもしれない人を探すとなれば骨が折れる。
だからやめる。ただ、心の中で感謝する。
″薔汰の記憶を、(一時的かもだが)戻してくれて有難う″ってね。
何処からか、″どういたしまして″って聞こえた気がしなくもなくもなくもないけど、きっと空耳だろう。
そんなわけで、僕は薔汰と一緒に、″とある場所″に行った。
…………薔汰が森の方に行こうとしていた理由を知らずに。
†+†+†+†+†
樂螺ちゃんはね、まじヤバイ人。
学園長すらも丸め込んだ。
薔汰さん、記憶戻りましたがきっとまた消されるねwじゃあことピヨ←にパッスィング!
ナ「第59話だったりする」雅「だったりするって…(ヤレヤレ」→←鬼「姿形歪ませるってw 超ウケる~」胡「第57話だったりする」w
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作者名:華瀬咲來 & +琴凛.*♪ x他2人 | 作者ホームページ:http:
作成日時:2015年9月13日 18時