【期間限定！？】みかん福袋！！

# ページ13

テスト結果発表の日


「うわぁ〜〜クソ緊張する〜〜」

「みかん人間一応大人だしなぁ、低かったら大人の恥でしょう」

冷静を装っているが心臓バクバクだ。

バクバクバクバク「バゴゴゴゴゴコ」もうバゴバ……

隣を見るとみかん人間が口でバゴゴゴゴゴコと言っていたのでシャーペンで刺そうとしたがサラリと可憐に避けられた。

「腸の用地舞う」

『蝶のように舞う』な。 ベタな間違いするな。

「ソード夫人」

なぜか先生にまであだ名で呼ばれているのでいちいち腹立つがはい、と返事をしてプリントをもらう。

裏返したまま席に座るが、緊張して裏返せない。いつの間にかみかん人間もプリントを返されているようだ。

「大佐よ！ 待ってくれ！」

無双くんも来て、三人でドキドキしながら相手をみつめる。


「順位な…！ せーので見せ合おう」

コクリ、と返事をしたのを見てからみかん人間が声をあげる

「っせーのっ！！」

ばっ と裏返られたプリントには 100人中での自分の順位が書かれている

「っー！ 勝ったぼべらぁーー！！」

最後に叫んだのはみかん人間。 ヨダレ……いやみかん汁を垂らして大喜び。

だが、たったのニ個違い。無双くんとは一個違い。






「だが、一個違いと言えども負けた真実には変わりなしだ……くぅ……！」

無双くんはやはり純情で涙を流していた。

正論だとは思うけど。 みかんは調子に乗り過ぎだと思う。


でも……本人が喜んでるから良いよね。 うん、良いよ〜〜！





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新作のオリジナル小説をつくりました。

【オリジナル】ニセ野球ぶ〜!!

是非どうぞ。

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