似た者同士. ページ27
.
「俺達に何の用ですか、近藤さん」
私達は今近藤さんの部屋に居る。話があるそうだ。
近藤さんは沖田の質問に答える前に私たちの名前を呼ぶ。
近「総悟、A」
『…はい?』
近「お前たちに指令が入った。A、任務だぞ?よかったなぁ!」
『任務!討ち入りですか殴り込みですか!?』
近「違うぞ、潜入捜査だ」
『え。』
任務と聞いて燥いでいた私は直ぐにローテンションになる。
久しぶりに体動かせれると思ったのに…、ワクワクしてたのに…。
落ち込んでいる私を無視し、沖田が話を進めた。
「どこにですかィ」
近「吉原の一角にある店だ」
「ふーん」
『それって浴衣とか着なきゃいけないんですか?』
近「潜入だからそうなるだろうなー」
『!』
私は急いで近藤さんを廊下に連れ出した。
『どういうことですか!女だってバレちゃうじゃないですか!』
周りに人がいないのを確認して近藤さんを問い詰める。だが怒っている私とは反対に申し訳なさそうに告げた。
近「落ち着け!俺も反対したんだ、でも女装はやっぱり難しくてなぁ。真選組の中でゆういつ出来る奴は総悟くらいなんだが、最低二人は向かわせろって言われてよ」
『いや、女装するのはまだいいんです。沖田が不味い…今私疑われてて_』
近「そこをなんとか、この通りだ!」
近藤さんは手を合わせて私に頼む。
これは断っても無理そうだ。私は渋々承知した。
『うーん…どうやったらバレないんでしょう』
近「顎しゃくればいいんじゃないか?」
『それは絶対バレるでしょ…。あー、怖いn_「何話してんの」
『「わぁぁぁぁぁぁぁあ!!」』
突然要注意人物No.1が現れたので思わず二人で発狂する。
(き、聞かれた…?)
「え、何。どうしたんで?二人して」
沖田は如何にも心配そうな困った顔をしている。
大丈夫っぽい!
近「なななななななんでもない!なっ?」
『そう!気にしないでください!』
「…分かった。でも勝手に一人にしねぇでくだせェ、急に二人してあっち行っちまったからびっくりしやした、仲間外れっていうんですよねこれって」
近「悪い悪い!」
『可愛いーじゃなくてごめんなさい』
つい口から出てきてしまった言葉を素早く訂正する。
任務は明日らしい、気を引き締めなければ。
私は自室に戻り眠りについた。
.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
作者の頭。←沖)こらァ必須ですねィ。
☆ラッキー食べ物☆|沖:食べれるもんなら食べてみろ!!
酢昆布。←沖)苦手、酸っぱくていけねーや。
55人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:依 と❕‎🤍 | 作成日時:2021年2月14日 0時