【銀魂】男装偽装生活.【沖田総悟】 (ページ14)

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おはよう. ページ14

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『…………ん、あれ、ここは？』

「おうおうやっと目ー覚ましたか」

目を開けるとそこには沖田がいて、左には鏡、右にはカーテンがある狭い個室に二人っきりになっていた。ここは……試着室？

確か、自分の部屋で休んでたら沖田が入ってきて、それで……あっ！
気絶する直前のことを思い出した私は、警戒心むき出しで沖田を睨んでいた。

「何睨んでんだ。やましいことなんて何もしねーよ」

『だってやらしいことしそうじゃないですか。俺誰にも抱かれる気はないんで』

「もう分かったから、とりあえず脱げ」

『え！？公共の場を使った行為ですか？辱しめるプレイが好きなんですか？
…まじで訴えますから！あなたは有罪です！』

「そーいうプレイは大好物だが、生憎違ェよ」

『今さらっと性癖バラしましたよね。恐いです』

「待て、話聞け。…お前私服持ってないだろ」

『な、なんでそれを……。もしかして漁ったんですか！？』

「仕方ねーだろ、隊服でうろちょろすると攘夷浪士に見つかり兼ねねーし。
………ていうかお前パンツも持ってねぇの？」

『持ってるわ！見つからないように隠しておいてるんです！馬鹿、馬鹿！』

「おい、ただでさえ狭いんだから暴れんな」

恥ずかしさのあまり両手で叩くがまったく効いていない様子だ。
それでも諦めず叩き続けていると沖田は右手だけで私の行動を封じ始めた。
力が強いので微動だにしない。

すると、いきなり立ち上がり外へ出た。
暫くして帰ってくると服がかかったハンガーを持ってきた。

『…それなに』

「着物。私服ねぇと不便だろ」

『俺お金持ってきてないですよ？』

「それくらい俺が払ってやらァ」

『大丈夫です！迷惑かけたくないし…』

「遠慮すんじゃねーや。俺だって遊び相手が仕事服だと気が散るんでィ」

『けど＿＿』

「俺に付き合え、これ隊長命令な」

言い方は酷いが、多分私のことを考えてのことなんだろう。

沖田は昔からそうだ。
いつも一番に私を気にかけてくれていた。
優しいとこは何一つ変わっていないんだ。

やっぱ好きだなー…。

『…分かりました。良い人ですね』

「まあな。」

「じゃ、俺出てるから着替えたら呼べ」

『あの、ちょっといいですか！』

「ん。」

『俺、着方、分カンナイ…』

「…まじでか」

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この後ちゃんと目隠しして、着替えさせてもらいました。
沖田偉い。

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