罪悪感. ページ13
.。Aside
.次の日
昨日は散々だったな。沖田と一緒にこっ酷く叱られた。
今日お面返上しようと思ったのに休日だから仕事ないし。
本当にこれじゃただの税金泥棒だよ…。
罪悪感でため息をついていると、廊下のドアの外から「入るぞ」という言葉が聞こえた。扉は私の返事を無しに勝手に開く。
『どうしましたか沖田隊長』
「ちょいと匿ってほしくてねィ。実は今土方さんに追われてるんでさァ」
『休暇もとらないで勝手に仕事サボってるんですからそうはなるでしょ…』
「ありり、俺が今日仕事だってこと知ってたのか」
『隊服着てるのみたら嫌でも分かりますよ』
「へぇ。だったらお前、何で今日も着てんだよ」
『いつでも仕事に向かえるようにです!』
「そりゃあまあ随分と仕事熱心なこったー」
『煽ってますよね、それ』
褒めているのか皮肉なのかは知らないが煽られている気がする。
別にいいけど。
私は侍になれただけでも嬉しいんだ、絶対無理だと思ってたから。
私にとってはこの仕事に就けただけでも奇跡。幸せだ。
だから何としてでも役に立たなければ…
「本ッ当お堅いよな」
『いいんですよ、堅物真面目キャラで売って行くんで』
「はぁー…、もしかしてお前これまで剣術とかの勉強ばっかしてきただろ」
『そ、そうですけど』
「だと思った。通りで手がかかる野郎だ」
『何が言いたいんですか…?』
「まっ俺に任せとけ」
すると沖田は徐々にこちらへ距離を責めてくる。
『あ、あの何を…』
「大丈夫。痛みは一瞬だから」
『えッ意味深?』
「ほら、力抜け」
『ちょっと何を__っ!』
「おやすみ」
私は首元に激痛が走り。咄嗟に意識を手放した。
.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
作者の頭。←沖)こらァ必須ですねィ。
☆ラッキー食べ物☆|沖:食べれるもんなら食べてみろ!!
酢昆布。←沖)苦手、酸っぱくていけねーや。
55人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:依 と❕‎🤍 | 作成日時:2021年2月14日 0時